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1話目 ページ3

ASide

朝、学校に行こうと玄関先の門を開け、外に出ようとした。

が、その手はすぐに止まった。

いる。

奴らが、いる。

あ、先に言っとくけど、ファンタジーの世界で、鬼がいるとかいう設定の小説じゃないからね。

今回は。

そういうのも良いかなとは思ってるけど。


「A遅くない?」

「きっとまた避けてんだよ、俺たちのこと。」

「昔はあんなに仲良くしてたのに…」

「しょうがないですよ。今は、時に身を任せましょう。」

「きっと、Aも俺らを受け入れてくれる日が来るで、きっと。」

「遅刻しちゃう。俺らももう行こう。Aは先に行ったのかもしれない。」


気配が消えたのを感じ、私は安堵のため息をついて門を開け、外に出た。

その瞬間、

「「「「「「おはよー!」」」」」」

声をかけられた。

自分の肩がビクッと上がるのがわかった。

恐る恐る振り向くと、イケメン6人が立っていた。


ジェル「いやー、俺たちも成長したなぁ。」

今回はしてやられた。


莉犬「先に行ったと思い込ませ作戦、成功だね!」

その作戦、るぅと発案でしょ。


ころん「今日こそ一緒に学校行こ。」

無理。マジで無理。


さとみ「中学のうちは3年も避け続けられたんだ。」

高校の3年間も避け続ける予定でいるよ。


るぅと「僕の作戦は完璧だったでしょ!」

やっぱお前か。


ななもり「A、なんで俺たちのこと避けるの?」

あなた達がとんでもなく目立つからです。



そう、こいつらは私の幼なじみだ。

7人とも家が近く、私たちが幼い時から親同士が仲良くしてたこともあり、

私たちも仲良くしていた。

けどそれは、小学生までの話。

今は正直、世界一関わりたくないと思ってる。


その理由は1つしかない!

私は平穏で普通の女子高生生活を送りたいだけだからだ。

この人たちといたら、日常すべてが崩れる。

それに、とてつもなくモテるから、女子の恨みがエグい。

女子ってさぁ、きっと地球上で一番恐ろしい生物だよ、きっと。

恐竜なんかよりもずっとね。

みんなもそう思わん?

おっと、ずれた…


『とにかく、私に近づかないで!』

入学早々、学校中の視線を集めたこの人たちといたら、命が何個あっても足りないよ!

2話目→←夢主の家族設定2



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天津神 - 望李さん» だからそれがなに?嫌な気持ち不愉快な気持ちになるなら読まない方が身の為よ (2022年9月8日 4時) (レス) @page13 id: bc106b5b68 (このIDを非表示/違反報告)
- 終わるの悲しいです😢 でも、またいつか、会える日を! (2022年3月1日 21時) (レス) @page22 id: 8122127c3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 私もカットバンって言うんで大丈夫ですよ〜九州地方だけど (2021年12月26日 1時) (レス) @page13 id: c806252afa (このIDを非表示/違反報告)
望李(プロフ) - ごめんなさい。言っちゃいけないかもしれませんけれど、遊び心で女子からの告白とか作らないで欲しいです。実際にそういう方も居ます。あまり読んでていい思いはしませんでした、、、すみません汗。 (2021年4月16日 20時) (レス) id: 167ed3af61 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 連載お疲れ様です。 (2021年4月12日 7時) (レス) id: 9659c34de0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プラス. | 作成日時:2021年3月25日 12時

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