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10話目 ページ12

Aside

昼休み、先生に頼まれて職員室までクラス全員のプリントを運んでいたとき。

莉犬「あっ!Aー!!」

目のいい私でもハッキリと顔が見えないくらい遠くで赤い塊がブンブン手を振ってるのが見えた。

A「まずいっ…!」

こんな人が集まる廊下で声かけられたりなんかしたら目立つッ!

他クラスにまで私が言い寄ってるって噂が広まっちゃう!


私はダッシュで廊下を走り階段へ。

ここは3階。職員室は一階。

よし、いける。

私は手すりから身を乗り出し、下を確認。

誰もいないよな…

莉犬「ちょ、Aやばいって!」

莉犬の声は無視して私は手すりに手をかけ、グッと力を入れて手すりを飛び越える。

宙に見を踊らせ、そのまま二階の踊り場に着地した。

階段を駆け下り、そのまま職員室の方へ。

・・・誰にも見つかってませんよーに。

あぁ、言い忘れてたり。

良い子は、真似しないでね。

死ぬからね。

普通に降りるより、早いってのと、莉犬が思わず止まるのと。

時間稼ぎにもなるし、一石二鳥でしょ?


ハァ…なんかどっと疲れた。

ーーーーーーーーーーーーーーー

午後の授業を受けていると、教室に教頭先生が入ってきた。

教頭「白銀さんいますか?」

うちの教頭はなんか知らないけど人気がある女の先生…

A「はい?」

教頭「妹さんが熱が出たって!妹さんの小学校から!」

きっと希依のことだろう。

体が弱いから早退なんてよくある。

A「ありがとうございます。」

教頭「今すぐ迎えに行ってください。ご両親に長女に行かせてと頼まれたそうなので。」

A「…わかりました。」

授業…国語だし、いっか。

ジェル「希依やな…」

さとみ「あぁ…」

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天津神 - 望李さん» だからそれがなに?嫌な気持ち不愉快な気持ちになるなら読まない方が身の為よ (2022年9月8日 4時) (レス) @page13 id: bc106b5b68 (このIDを非表示/違反報告)
- 終わるの悲しいです😢 でも、またいつか、会える日を! (2022年3月1日 21時) (レス) @page22 id: 8122127c3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 私もカットバンって言うんで大丈夫ですよ〜九州地方だけど (2021年12月26日 1時) (レス) @page13 id: c806252afa (このIDを非表示/違反報告)
望李(プロフ) - ごめんなさい。言っちゃいけないかもしれませんけれど、遊び心で女子からの告白とか作らないで欲しいです。実際にそういう方も居ます。あまり読んでていい思いはしませんでした、、、すみません汗。 (2021年4月16日 20時) (レス) id: 167ed3af61 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 連載お疲れ様です。 (2021年4月12日 7時) (レス) id: 9659c34de0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:プラス. | 作成日時:2021年3月25日 12時

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