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さとみside
日が完全に沈んでから暫くすると、るぅとがむくりと起き上がるのが見えた。
さ「おー、おはよう。気分どう？」
る「…っ、きもちわるい……」
そう言って膝を抱えるようにして丸くなる。顔は青白く、時々背中がびくっと震えていた。
ジ「吐いてええよ？」
る「…やぁ、っ……やだっ、こわい…」
るぅとが怖いと言っている間は、無理に吐かせたりしない。でも、そろそろるぅと自身も限界だと思う。
さ「ずっと我慢してんの辛いだろ。」
り「俺たちがいるから怖くないよ。」
みんなで声をかけても、るぅとは首を弱々しく横に振る。けど体は正直で、今まで我慢していたものを外に出そうとしていた。
る「…っ、う……ｸﾞｽｯ…、ぇ…」
な「大丈夫、大丈夫。そのまま力抜いてみな？」
小さくえずき始めたるぅとの口元に洗面器を当て、少し強めに背中をさする。
る「…う…っ、けほ……」
そして、喉の奥で嫌な音がしたかと思うと、るぅとが吐き出した。
る「…おぇ、ｯ…ｹﾞﾎ、……うぅ、」
さ「んー、やっぱ怖いか…」
こ「ちょっとしか吐けなかったね…でも余計苦しいんじゃない？」
ころんの言う通り、途中で吐くのをやめてしまうのは辛いと思う。だから俺は泣いているるぅとの背中をぽんっと叩いた。
る「…おぇ"……や、ぁ…っ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…」
な「さとみくん一旦止めて！」
なーくんの声に手を止めると、るぅとは苦しそうに呼吸をしていた。
る「ｹﾞﾎ、ｺﾞﾎｯ…ﾋｭｯ、はぁっ」
り「詰まって過呼吸になってるのかも…」
とりあえずるぅとの体を横にして支え、口に洗面器を当てたまま、また背中を叩く。
る「ｹﾞﾎｯ、おぇ…っ、ﾋｭ、はぁっ…」
こ「大丈夫だよ、ゆっくり息してね〜」
るぅとは胸元を押さえながらぽろぽろと涙を流していた。吐き気と過呼吸でとても苦しいのだろう。
さ「ごめんなぁ、怖かったな…」
る「はぁ、っ…ｹﾞﾎ……ん、ぅ"…」
過呼吸が治まったかと思えば、すぐに吐き気が襲う。少し体を起こして吐きやすいようにしてやる。
る「…う"ぇ、っ…おぇぇ、ｹﾞﾎｯ……」
ジ「辛いなぁ、頑張れ…」
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雪〜せつ〜 - いちごぎゅーにゅーさん» 返信遅くなりました。part2のコメの返信を見ていただけると嬉しいです。ごめんなさい… (2020年8月18日 18時) (
レス) id: 86bd0b939d (このIDを非表示/違反報告)
いちごぎゅーにゅー - リクエストよろしいでしょうか。小分けでメンバー全員分の、座薬を使うお話が見たいです。 (2020年8月13日 21時) (レス) id: 9421e4b9a5 (このIDを非表示/違反報告)
雪〜せつ〜 - 白秋さん» 白くんは小説を投稿したときにすぐ反応して喜んでくれて、もっと頑張ろうって思えた。リク実話なんだね…私が伝えたい言葉が小説で伝わるといいな。いつか戻ってきたときに、ただいまって言えるように頑張るよ。ありがとう、白くん！ (2020年7月26日 20時) (レス) id: 86bd0b939d (このIDを非表示/違反報告)
雪〜せつ〜 - 留威さん» るーちゃん。始めたばかりの頃からリクエストくれてて、本当に嬉しかった。ありがとう。面白いコメとかもしてくれて、読むのが楽しかった。いつもるーちゃんに支えられてたよ。またいつか戻ってこられるように頑張るね。ありがとう、るーちゃん。 (2020年7月26日 20時) (レス) id: 86bd0b939d (このIDを非表示/違反報告)
雪〜せつ〜 - 皆さん！これにて受け付けを終了致します！たくさんのリクエストありがとうございます。全て確認しました！皆さんの暖かいお言葉を糧に、これからの更新も頑張ります！！ (2020年7月26日 20時) (レス) id: 86bd0b939d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪〜せつ〜 | 作成日時：2020年6月28日 18時
