苺の病弱日常【s×p×】2

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〜赤side〜

今はジェルの看病中。珍しくジェルが【寂しい】ってメッセージくれて、メンバー総出で看病中。


だけど、もう1人絶対体調悪い人いる。


る ｢ふぅ…ｯ…｣


そう、るぅちゃん。絶対隠してる。だけどジェルくんが体調悪いから隠してるんだろうな…


だけど、受け答えは出来てるし、動けてるからそこまで酷くないのかな？ よし！


｢ジェルくん。お粥作ってくる！るぅちゃん一緒に作ろ？｣

る ｢え…？あ！はい！いいですよ！｣


……連れ出したのが間違いだった。


お粥を作り終わり、メンバーのご飯も軽ーく作って階段を登ってたら、俺の後ろから“ｶﾞﾀﾝｯ”“ｶﾞﾁｬｯｶﾞﾁｬｯ”


おっきい音がなったから、後ろを振り返ったらるぅちゃんが階段の下に倒れていた。


｢えっ…！？るぅちゃん？るぅちゃん！！！｣

慌ててるぅちゃんの傍に行くと、意識が無くてピクリともしない。息はしてるけど、目も空いてない


こ ｢なにー？どうしたの…って、るぅとくん！？｣

さ ｢なんだ？どうしたんだ？｣

｢ころちゃん…！ﾋｯｸ､ｸﾞｽｯ…るぅちゃんが、るぅちゃんがぁ！｣


俺は何も出来なくて、ころちゃんとさとちゃんに助けを求める事しかできなくて、ずっとるぅちゃんの手を握ってた。


さ ｢莉犬！なにがあった？ゆっくりでいい｣

こ ｢あっつ！さとみくん！るぅとくん熱あるよ！｣


やっぱり…熱あったんだ…なんで…俺。分かってたのに…るぅちゃん絶対しんどいんだって…


｢ﾋｯｸ…俺ぇ…ジェルとみんなにご飯作ろうって思って…ｸﾞｽｯ…るぅちゃんと一緒に…作ってたの …ﾋｯｸ…作ったから…持っていこって…階段登ってたら…るぅちゃんが階段から落ちてって…ｸﾞｽｯ｣

｢俺…分かってたのに…るぅちゃんしんどいんだって…なのに…ｸﾞｽｯ…動かせちゃったから…ﾋｯｸ…｣

こ ｢大丈夫。莉犬くんは悪くないよ。仕方ないもん、僕も気づかなかったし、隠してたるぅとくんも悪い。今はジェルくんとるぅとくんの看病しよ？｣


ころちゃんが優しく言ってくれて、ちょっと安心した。るぅちゃん頑張ってね？

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