彼女はかっこいい【すとぷり】

4：関わり ページ5

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Aside



『あ、ちょ、私教室行くから道開けてもらってもいいかな？』



モブ「分かりました！おい、みんなどけー！」



あ、別に特別扱いしなくていいのに…



近くにいた知らない男の子がみんなに声をかける。



さすがにどけなんて言わないよ私でも！



『あのさ、みんな、』



ちょっと注意しとくか…



『私は別に特別扱いされたい訳じゃないんだ、みんなと同じように仲良くしてくれないかな…？』



モブ「「「「「「「(キュンｯ)」」」」」」」



モブ「分かった、！」



『うん、ありがとう』



ーーーーーーー



莉「ねぇねぇ、ねぇねぇ」つんつん



今可愛い子に二の腕ぷにぷにされてます。



なんか、莉犬って言うらしいです。



ななもりさんのお友達だそうです。



なんか、かわいいです…



莉「巫先輩、Aくんって呼んでもいいですか？」



うんいい……ん？



『くん？』



莉「え…？」



くん？いや男に間違われることは多々あるから気にしないけど…笑



莉「え！？Aちゃん！？女の子…？」



なんか、そんなにビックリされても…ねぇ？



『うん、女の子』



莉「ええぇぇえええ…！？」



本人曰く私っていう男だと思ったそうです。



莉「そっかぁ…間違えちゃってごめんなさい…」



頭についてる(ように見える)耳がしゅんと下がった気がした。



いや、ちゃんと頭下げて謝るとかいい子やなぁ…



つい頭を撫でたくなった。



『いいよ、間違われることは初めてじゃないし、気にしてないから』



よしよし、とサラサラな髪の毛をなでなでする。



と嬉しそうに目を細めて微笑まれる。



可愛い…



ガラガラ



る「失礼します、巫A先輩いませんか…？莉犬も…」




ドアが開いたと思ったらまた可愛い子が顔を覗かせる。



莉犬も探してるらしい。



しかも私呼んでいる。



なんだろう。



そんな疑問をだきながら彼の元に駆け寄る。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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