気になるあの子。 ページ3
るぅとside
「あぁ、尊い」
僕は、じゃれるメンバーを見ながらそっと溢した。
今は僕の誕生日放送の後の飲み会。
僕はお酒はちょっと苦手だから、隅で彼らをぽーと眺めてるとこ。
「ジェルぅ〜、大好きぃ」
「げっ、ころん暑い、やめろや」
っうぅ。
待って、殺す気？
やっぱり、ころちゃんは攻め。
ジェル君は受けだよね。
えっ、マイナー？
そう、...かもね。マイナーかも。
でも、僕はやっぱり大人組の受けが好き。
腐歴は１年って、割りと短いけど、熱量なら誰にも負けない。
それに、推しcpをこんな間近で見れるんだもん。
僕ってかなり幸せ者だと思う。
莉犬とかにもＢＬの良さを教えてあげたいけど、引かれるのが怖いから我慢してる。
「るぅと、」
あと、僕には最近どうしても気になることがあるんです。
「はぁい」
呼ばれた声を振り返えって、立ち上がって駆け寄る。
「どうしました、さとみ君」
「莉犬が倒れた、るぅちゃんるぅちゃんって寝言言ってるから、呼んだんだけど...構ってあげてくんねぇ？」
上目ずかいでお願いされて、僕はきゅっと胸が高鳴る。
ああ、まただ。
さとみ君といるといっつもこう。
さとみ君といる時だけ限定だから、風邪ではないと思うんだけど、ね...。
「もちろんです。莉犬〜、構ってあげるから起きて〜」
「ん、んぅ？るぅちゃん、るぅちゃんだぁ！」
莉犬はぼんやりとした瞳で僕を見つけると、ペタペタ僕の頬を撫でて嬉しそうに微笑む。
「んも、くすぐったいです」
「大好き。るぅと君」
いつも挨拶のように莉犬が言う言葉。
思わず笑みを浮かべて、僕も大好きです、と答えた。
相変わらず、さとみ君の時は胸がドキドキするけど、莉犬の時は胸の高鳴りがおさまる。
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ささら - 1目で好きになりました(*´ω｀*)応援してます！！ (2020年12月12日 15時) (
レス) id: eec5e41ed5 (このIDを非表示/違反報告)
なる - 面白いです！頑張ってください！(^▽^)/ (2020年12月5日 13時) (レス) id: 12a85aff09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空*゜☆ | 作成日時：2020年12月2日 0時
