君と一生分の恋をしました【青】

＊9 ページ11

Aside


でぇと。でーと。デート？？


ころんくんから昼休み「デートしよっ」と言われ、パニックになってる5時限目。


デートってカレカノがするやつだよね？
私たちって付き合ってたっけ？


いやいや、私なんかとは……無理でしょ。
きっと、ころんくんの頭のなかでは「デート=遊び」なんだよ！


うん！きっとそうだよ！何を考えてるの私。


まぁ、時の流れというものは早いもので……
あっという間に放課後になってしまいました。。。


いっ、嫌じゃないけど。男の子と遊びにいく…なんて初めてだし。


彩・こ「Aー ／ Aちゃーん」


彩・こ「ん？あ、どぞっ」


彩「先にどうぞ…」


こ「いやいや、僕は後からでも…」


彩「いやいやいや」


ちょ、ちょっと待って？本人(私)を置いて、二人で会話進めないで？


彩香の方をチラッと見るとウィンクし、「やっぱ何でもなーい。ごめんね？バイバ〜イ」と言って帰ってしまった。


こ「大丈夫…？」


「あっ、えっと。。」


ﾋﾟｺﾝ((


彩香私のことなんて気にせず、二人で楽しんでおいで(o・・o/〜)


「だっ、大丈夫……みたいです」


こ「っじゃ、行こ！」


ころんくんに着いていくような感じで歩く。隣を歩くの…なんか、おかしいような気がして。


すると、少し歩いた所でころんくんがいきなり止まり、振り替えって私を見て微笑んだ。


こ「ええ？ww何で後ろ歩いてんの？こっち歩きなよ」


と手を掴まれ、横を歩くような感じになった。


これは…これで……恥ずかしい……//
あ、きっと顔真っ赤になってるなぁ。私。


「こっ、ころんくん…どこに行くの？」


そう言えば、聞いてなかったなって思って……


こ「ん？んー、着くまでの秘密！」


えぇ。。凄く気になるのに。。


数分後───


こ「ここだよー」


隠れ家みたいな感じの可愛いお店が建っていた。


「可愛い…」


こ「いこっ？」


「はっ、はい！」


中に入ると、これまた木目調で統一された内装になってました……可愛すぎない！？


ピアノの音が邪魔にならない程度で流れてくる。


どうやら、カフェのようだ。


お店の人「いらっしゃいませ。2名様ですか？」


こ「はい」


お店の人「こちらの席へどうぞ」


こ「Aちゃん？行くよ？」


「あっ、はい！」


ヤバイ……お店が可愛すぎて見とれてた……//


こ「Aちゃん、どれにする？」


メニューを開いて見せてくれる。


全部が美味しそう。迷うなぁ。

＊10→←＊8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す