君と一生分の恋をしました【青】

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次の日、作って来たものの緊張し過ぎて授業に集中することが出来ない。


「あと30分か……((ﾎﾞｿｯ」


配られたプリントを解くが時間が気になって仕方がなかった。


2分しか経ってなかったけどね。


ｷﾝｺﾝｶﾝｺﾝ((


やっ、やっとだ！……いやいやいや ちょっと待って…作ってきたけど「マズッ」て言われたら？


今更だが気になりだした。


こ「Aちゃん」


「ふぎゃあ！！！」


こ「そんなに怖がらなくても……」


ビックリし過ぎて変な声が出てしまった。


ヤバイな……私。あ、そだ！渡さないと……


「あ、あのっっ。これっ！」


差し出したお弁当箱を受け取りながら、ころんくんはビックリしたような目で私を見る。


こ「……本当だったの？」


「へ？」


こ「あ、いや。本当に作ってきてくれるとは思ってなくて……」


あ、なるほど。。


「で、でも！！まずいと思うので、、無理して食べないでください……」


こ「そんなことないよ。昨日卵焼き食べておいしかったもん」


「そ、そんな…お世辞なんt」


こ「お世辞じゃないよ？だって、僕まずいのに嘘ついてまで“おいしい”って言わないもんww」


……ころんくんは優しい。喜んでもらえた、、のかな？


こ「って僕、何言ってんだろうね！！た、食べよ食べよ。中庭行こっ」


「え？あ、ちょ、」


中庭まで引っ張って来られました……。


こ「っじゃ、食べるね！いただきますっ！」


「どうぞ……」


どれから食べようか迷った挙げ句、ミニハンバーグから食べることにしたようだ。


「パクっ」と言う可愛らしい効果音が付きそうな勢いで口に運んでいる。


そして、パアァと笑顔になり「おいしい」っと言ってくれた。


こ「ハンバーグも手作りなの？」


「あ、そです！作りました……」


こ「マジ？」


「はい。。あ、口に合わなかったですか？」


こ「ううん、そんなことないよ。めっちゃおいしい。お弁当用のハンバーグを手作りするんだなぁーって思って」


あ……確かに。冷凍とかであるしね。


「なるべく冷凍食品を使わないように頑張ってるんです」


こ「へぇ〜すげぇー！」


ころんくんはすぐに完食した。


こ「おいしかったぁぁ〜ごちそーさまっ」


「よ、良かった……」


ころんくんがあまりにもおいしそうに食べるから……なんか、、作って良かったなって思った。


こ「そだ！放課後、暇？」


放課後……は確か予定はなかったはず。。


こ「ならさ、デートしよっ！」

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