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彩「A〜」
昼休みになったと同時に彩香が私の所に来た。
「どうしたの?」
彩「ごめんっ!今日、さとみと食べてもいい?」
あ、なるほど。
私たちは毎日のようにお弁当を一緒に食べている。だからだろう。
「うん。全然いいよ。彼氏との時間も大切にして?」
彩「うぅ〜ごめんね?明日は絶対食べよっ!」
さて……どこで食べよっかな……。
人見知りな私は友達が少ない。学校では、いつも彩香としか話していない…気がする。
あ、ここにしよ。
校内を歩き回り、見つけた落ち着く場所。
──中庭
木漏れ日が綺麗だった。
早速ベンチに腰掛け、お弁当の蓋を開けようとしたときだった。
?「あぁぁぁ!!遠坂さんじゃん!」
声の主の方を見ると……昨日会った人が居ました。
やばい、逃げよ。。
立ち上がろうとすると……腕を捕まれた。
?「待って……一人?一緒食べようよ」
急遽一緒に食べることになった。
こ「えっと、改めて自己紹介するね!僕青倉(アオクラ)ころん。ころんって言って?」
「あ、はい……えっと、、」
こ「遠坂Aさん……だよね。Aちゃんって呼んでいい?」
いきなりの名前呼び……慣れないなぁ。
「はい。なら……ころんくん、で良いですか?」
「ころんって呼んで」って言ってたし。
こ「うん!えへへ。よろしくね!」
「はい」
ころんくんは同じクラスで、クラスの中心的な存在。イケメンだからモテてる。
私なんかが横に並んでも良いのだろうか…?
こ「うわぁ〜Aちゃんのお弁当美味しそう……」
私の食べているお弁当を除き混んできた。
「食べますか……?」
こ「えぇ!?いいの!?やった!」
「好きなの取ってください」
こ「えーどれにしよ。。あ、じゃコレにしよ」
……と彼が取ったのは卵焼きだった。
こ「え!?うっま(*´∇`*)」
「そう…ですか?」
卵焼きは私のなかで得意料理の1つに入る。
だから、褒められてすごく嬉しかった。
こ「卵焼きがおいしい人って料理めちゃくちゃ上手いらしいよ」
「だからAちゃんは料理上手いんだね」と言ってくれた。
彼から褒められるのは、なんか…嬉しい。
ふと彼の手元を見ると売店で買ったような菓子パンと何故かバナナが一本あった。
「こ、ころんくんは売店で買うんですか?」
こ「ん?あ、そーだよ。お弁当めんどくさいもんww」
……栄養偏っちゃうよね。毎日だと。あ、そだ。
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もなぁ - 莉ruさん» レス遅くなってすいません…(汗)本当ですか!?ありがとうございますっ!見てみますね〜! (2021年6月12日 8時) (レス) id: 7109ff22a9 (このIDを非表示/違反報告)
莉ru(プロフ) - 面白い…大好き…私、作品作ったのだ見てくれると嬉しいです! (2021年6月1日 18時) (レス) id: 5745da0037 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - もなぁさん» (ヾノ・∀・`)ダメダメ (2021年3月28日 17時) (レス) id: f9d848662a (このIDを非表示/違反報告)
もなぁ - りんさん» なんでよぉぉ( ´-ω-)なら、私もするもんっ! (2021年3月27日 16時) (レス) id: aa7d09cd53 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - もなぁさん» ('-' )…… なら私がmocaちゃんに出すよ(o^∀^o)ニコッ (2021年3月26日 8時) (レス) id: f9d848662a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなぁ | 作成日時:2020年12月19日 15時