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Aside
ころんくんから一口もらったタルトは美味しかった。本当は「もっと食べな？」って言われたけど悪かったから断った。
お店を出ると、もう暗くなっていた。
会計が終わり、お店を出た私たちだが……ここで問題。
Q,このあとの私の正しい行動は？
A,一緒に帰る
B,「バイバイ」と言って別々に帰る
C,ここでおしゃべりをし続ける
さすがに、Aはハードルが高過ぎる。Cは…ころんくんにも迷惑がかかる。
つまり？
「っ、今日はありがとうございました！っじゃ、私はこっちなので…また明日」
よしっ、作戦B…成功(？)このまま帰るだけ！…そう思った瞬間、腕を捕まれた。
「え……？」
こ「駅まで送ってく」
そして手を繋ぐ感じになり、ころんくんは歩き出してしまった。
え…？おっ、送ってくって……っの前に
「手っ、手がっ……」
慣れないことにプチパニックを起こしてしまう。
こ「え……？あぁ！！ごっ、ごめん」
「だっ、大丈夫、です」
ころんくんが繋いでいた手を離した。触れていた温もりが急に消え、寂しいような…安心したような…。でもやっぱり、寂しくなった。
もどかしい。
そして、沈黙が訪れる。
「何か喋らなくちゃ！」……そう思っていた時だった。
「うっ……」
あの“頭痛”がまたしてきた。余りにも痛く、こめかみを押さえ、その場にうずくまってしまった。
こ「え！？えっと…Aちゃん？？え？大丈夫？」
ほら……迷惑、かかってしまうから……早く、言わなきゃ。「何もないよ」……「大丈夫」……「頭痛持ちなの」……って。
キミを心配させないための“ウソ”をつかなきゃ
「っ……だ、いじょ……ﾊｧ」
余りにも痛みがひどく、声が出ない。
こ「えっ…と、、歩けそう？……じゃないよね」
少し考えたあと、何かひらめいたのか私に「ごめん。ちょっとだけ我慢してて」と言った。
え……？どういうこと？
その瞬間、体が中に浮いた感じがした。「お姫様だっこされてる」……その答えにたどり着くのに時間は余りかからなかった。
そこから意識がプツンと途切れてしまった。
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もなぁ - 莉ruさん» レス遅くなってすいません…(汗)本当ですか！？ありがとうございますっ！見てみますね〜！ (2021年6月12日 8時) (
レス) id: 7109ff22a9 (このIDを非表示/違反報告)
莉ru(プロフ) - 面白い…大好き…私、作品作ったのだ見てくれると嬉しいです！ (2021年6月1日 18時) (レス) id: 5745da0037 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - もなぁさん» (ヾﾉ・∀・｀)ﾀﾞﾒﾀﾞﾒ (2021年3月28日 17時) (レス) id: f9d848662a (このIDを非表示/違反報告)
もなぁ - りんさん» なんでよぉぉ( ´-ω-)なら、私もするもんっ！ (2021年3月27日 16時) (レス) id: aa7d09cd53 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - もなぁさん» ('-' )…… なら私がmocaちゃんに出すよ(o^∀^o)ﾆｺｯ (2021年3月26日 8時) (レス) id: f9d848662a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなぁ | 作成日時：2020年12月19日 15時
