花の姫君 ページ17
目か覚めるとテントに
アスランの姿はなかった
着替えて簡単に髪を櫛ですき、
テントを出るとオレイアスが
戻ってきていた
オ「アスラン様ならあそこに」
「ふふ、ありがとう」
何も言わずとも私が何を聞きたいのか
オレイアスは分かっていた
(！！
あれは、きっと四人目の子ね
良かった無事で…)
丘の上にいたのはアスランと
まだ幼さを残す少年
話を邪魔してはならないので
その場から離れ１本の大木へ向かう
《ひのきさん、ひのきさん
もうすぐここは戦場になるかもしれません
もしそうなったら
アダムの息子とイヴの娘の
助けになってあげてください》
大木に額と手そっとを幹につける
心を伝えると了承の意を込めて
ひのきは葉でそっと頭を撫でてくれた
今度は桜の木に近づく
《ねぇ、もうルーシィと
友達になったでしょう》
声を掛けると花びらが集まり人の形をとる
花「はい、イヴの娘は
とてもお優しい方ですね」
《貴女もあの子達を助けてあげてね》
花「…やはり、
戦が始まってしまうのですね
貴女のその哀しそうな顔を見ればわかります
花の姫君、A様」
《随分、懐かしい名を出してくるのね》
ふふふ、と笑みを浮かべる
花「そう昔ではないじゃないですか
貴女が花の姫君と呼ばれていたのは」
《今はただの偉大なるライオンの恋人よ》
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シーナ - すんごく面白かったです！出来れば、続編が見たいです！ (2020年4月23日 18時) (
レス) id: e97b238670 (このIDを非表示/違反報告)
ラウシーミン - 洋画にはまってるメガネさん» ありがとうございます！ (2015年4月18日 20時) (レス) id: 4ba2daedc5 (このIDを非表示/違反報告)
洋画にはまってるメガネ - (*´ω`*)無理せず頑張ってください。応援してます(`_´)> (2015年4月18日 6時) (レス) id: 7088b0a6ae (このIDを非表示/違反報告)
ラウシーミン - 洋画にはまってるメガネさん» ありがとうございます！新生活始まってちょっと遅くなるかもしれないです(^^;すいません！ (2015年4月14日 17時) (レス) id: 4ba2daedc5 (このIDを非表示/違反報告)
洋画にはまってるメガネ - 面白いです！続きが楽しみです！更新頑張ってください、応援してます!! (2015年4月7日 10時) (レス) id: 7088b0a6ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラウシーミン | 作成日時：2014年12月17日 22時
