見つけた女に募らせた想いは 松田side ページ43
松田side
軽い挨拶をし再び坊主達と話しながら公園を後にした女の背中を見送った後
はぁーっと隣の萩原が息を吐いて肩の力を抜いたのを見て俺も自然と固まっていた様な感覚が崩れる
あの深月と名乗った女の腕を掴んだ手を握った時思ったのは
《あの時》と同じ感覚だったという事
取り敢えず場所移しながら話すかと萩原に声を掛けて来た道を戻り出す
賛成〜なんて言って付いてくる萩原は深月に対して向けていた笑顔とは打って変わって真剣な表情だ
萩原「いやぁ…実際見てどうだった？陣平ちゃん
あの時の子…だと俺は思ったけど…やっぱり雰囲気とか表情とか大分違うし、年齢も18だってコナン君が言ってたし…あの時と同じ姿だからやっぱり違うのかな…」
松田「本当に18なのかも怪しいだろ…それに何か知ってんのは間違いないとは思うぜ？勘だけどな」
萩原「うーん俺もそうは思うけど…でもさーなんか本当にピンと来てない様に見えたんだよね〜…記憶が無いとか、別人とか…演技には見えなかった
だけど、本人にしか見えなかったな…」
あぁと生返事の様な返答を返す
そう、似過ぎているのだ
どんなに似ていても必ず違いがあるは当たり前だ
何より時間も経っているのだ変わりもするだろう
加えて萩原が兄、または姉でもいるのかという話題を出した時明らかに触れられたく無いのか態度が変わったのも引っ掛かりはするが…それでも
《コイツだ》と《見つけた》と
あの時のアイツとは違いあまり変わらない表情
雰囲気と声も掠ってすらいない気がする
挙句年齢を聞けば萩原の時にはまだ小学生でもおかしく無いと来た
それでも確信がある
理屈じゃ説明できない確信が
間違いでは無いと
萩原「…松田笑ってるけど」
松田「あん？…お前も笑ってるぞ萩原」
指摘されて萩原の方を見れば何か悪戯を思いついた時の様に笑う萩原の顔
きっと俺も同じ様に笑ってるのかもしれない
松田「なんにせよあの時のアイツを見つける手掛かりだ
逃げる理由が無いとは言っていたが万が一にでも逃げたその時は…」
萩原「まぁ、多分本人って事だろうね…どちらにせよ聞きたい事は増えるかな」
でもと萩原が続ける
萩原「俺達を救ってくれたかもしれないあの子が本当にAちゃんなら…あの時何をしたのか、それを知りたい…けど
1番はありがとうって改めて伝えられたら良いな」
なんて気が早いね俺！と笑う萩原と車に乗り込む
松田「早いどころか遅ぇぐらいだろ」
萩原「確かに…」
苦笑いを2人で零した
シリーズ総合hit↑25000 番外編�、�←正直進んで会いたくはない
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Beit(プロフ) - ヴォールクさん» 気づくのすごく遅れちゃいました！ありがとうございます試行錯誤してますが伏線回収見つけるの私も好きな部類なのでばら撒きながら書いてます笑 是非是非ゆっくりコレからもみてください( ^ω^ ) (2021年12月9日 11時) (
レス) id: 8489a6571c (このIDを非表示/違反報告)
ヴォールク(プロフ) - こんな時間に失礼します！いつも楽しく読ませていただいてます！！今回の話の最後の暗号解読したのですが、暗号の作り方に感激しました！この様に暗号を作れる作者様は素晴らしいです！(日本語おかしい)これからも無理せず更新頑張ってください！！ (2021年11月18日 22時) (レス) @page20 id: 0dde64650e (このIDを非表示/違反報告)
Beit(プロフ) - 琥珀さん» コメントありがとうございます(´∀｀)まだまだ慣れてないので遅めペースですがゆっくり見ていって下さいね！ (2021年10月26日 17時) (レス) id: 8489a6571c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは！お疲れ様です！更新ぜひ頑張ってください！自分のペースで大丈夫ですからね！ (2021年10月26日 15時) (レス) @page6 id: 3ad60daf65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Beit | 作成日時：2021年10月21日 6時
