トリップですか絶望的に相性悪い所なのに知らない所で色々起きてます

ホームシック？気味なのだろうか ページ27

博士「もし来られる時は一言声を掛けて貰えると有難いのぉ…是非話したいものじゃな！新たな発明もできるやもしれんしの！」
『あー…まぁ伝えときますね…』
哀「ちょっと博士深月さんが困ってるでしょ無理強いしては駄目よ」
冲矢「しかし、Aさんの知り合いは凄い方が多そうですね…いえ、Aさんも凄いのですがとても気になりますね」
江「ね！博士の話についていけるなんて凄いなー！本当に色んな事知ってるし出来るしAお姉さんも作曲家には見えないや！」
いつの間にかコナン君達は椅子に座ってる

てか後半2人さりげなく探ろうとするな

『まぁ…ヘルプで手伝ったりするからな…それに《知識は魂の糧である。》なんて言葉もあるからね。全くその通りだと思うよ。』
冲矢「プラトン…古代ギリシアの哲学者の言葉ですね？」
『流石大学院生…すんなり出て来ますねぇ…そうですよ』
江「ねぇねぇヘルプで手伝うって事はAお姉さんも何かとか作れたりするの⁇」
『簡単な物ならね…後は教えて貰えたりすればまぁ…大抵はできるよ』
冲矢「ホォー凄いですね」
『私というより周りが凄いんだと思いますけど…』
多分私位の年齢が関わる筈のない人種と関わっているのは私だって自覚してるからね…

『それに私にそういう事を教えてくれた人達の方が凄いので…私は真似してるだけですよ…』
哀「…」
江「真似でもできるのって凄いけどな〜」
『コナン君も小学生なのに難しい本とか読めるでしょ？コナン君もわからない漢字を調べたり、知らないことの意味を調べたりするだろう？私も同じだ。やってみたいから覚え、実行してみただけ』
博士「深月さんはチャレンジ精神が凄いんじゃな〜」
『…不可能は可能にするものだと言うのが私に1番色んな事を教えてくれた人からの受け売りですから』

元の世界の

能力を持った人間がいる中で能力を持たないそれでも能力を持つ人と差なんて感じさせないあの人を思い浮かべながらそう返す

不可能は可能にするもの

実際私達みたいなのは普通と呼ばれる人の常識の範囲外だろう

だけどそれすら関係ないと断言しきったのがあの人だ



今でも静かな反響音を残した言葉だ



『まぁ…中々会えないんですけどねその人
自由奔放で…ふらっと来たりすぐいなくなったりするので』

今もどこにいるんだか…なんて言葉にしてみる
まず此処にいないしね

会ったら会ったで煩いが…

不意に聞こえて来たある音にこの家の玄関の方へと一瞬目だけを動かし戻した

どう聞いても不審者だよあいつ→←その言葉は飲み込んで

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