トリップですか絶望的に相性悪い所で目標を立てた (ページ49)

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番外編③続きページ49

短い悲鳴に咄嗟に女性を受け止める

「！？…はわ…い、イケメェン…」
「ちょバカ！すいませんうちのバカが…」
冲矢「いえ、お気になさらず…お怪我はありませんか？」
「は、はい！だ、大丈夫です…やばいよ今日2回目のイケメン遭遇だ…」
「アンタは階段から二階も落ちかけるんじゃないよバカ」
飛び跳ねるように離れバカバカ言わないでよ！と落ちかけた女性はもう1人に抗議する
江「ねぇねぇお姉さん」
「ん？なにボウヤ？」
江「2回目ってことは1回目も誰かに助けてもらったの？」
「あ、そうなんだよ〜このバカよそ見ばっかしててね…」
「う、煩いなぁ…仕方ないじゃんテンション上がってたんだし…」
「同じこと繰り返してる奴が言うな」
江「1回目はどんな人に助けてもらったの？さっきちょこっと聞こえて気になっちゃった！」
「ほらデカい声で話すから子供に聞かれてんじゃん…」
「う、それは…だって…()」
「はぁ…あー助けてくれた人？なんか黒髪に白メッシュの入った女の人だったよ〜ほら当事者教えてあげなよ私は話してないんだから」
「え、えぇ…自分の醜態を話すなんて…「醜態晒した奴が今更何言ってんの」酷い！うぅ…えっと髪はその子の話した通りで…凄い無表情っていうか真顔？だったよ…ただ雰囲気と声ですごい心配してくれてるのは分かったよ！顔が良かった←
凄い笑顔が見てみたいイケメン…いや、女の人なんだけど凄いカッコよくて…！」
「ハイハイ人前で悶えるな…もしかしてボウヤの知り合いだった？」
江「え？どうして？」
「いやー…この子が階段で助けられる前からなんか見たことあるなぁって思ってたんだけどそういえばずっとデパート内を歩き回ってたなぁって思って」
「あ、確かに周りを見回してたよね〜なんか探してたのかな？あ、まさか彼氏とか？ありえる…」
「はい、そこ勝手な妄想しない！全く…て、やば待ち合わせ時間過ぎてる！」
「え！わ、本当だ！ご、ごめんねぼうや！お姉ちゃん達急ぐから…イケメンさんありがとうございました！」
江「うん！ありがとうお姉さん！」
笑顔で手を振って駆けていく彼女達を見送る

江「やっぱりAさんかな…此処に居るのかも」
冲矢「ふむ…そういえばコナン君と会った際には迷っていらしたそうですが…」

少しの沈黙

江「まさかまた迷子…」
冲矢「コナン君は本屋に居て下さい3階ですし絞るのにも丁度いい」
江「う、うん…じゃあ見つけたら連絡して？確認してみるから…」

そんなやり取りがあったという