トリップですか絶望的に相性悪い所で目標を立てた (ページ48)

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シリーズ総合hit↑20000 番外編③ ページ48

【コナン君達の裏側】

◇前作より《平穏…からの》その後

哀「それで…結局目立った事は聞けなかったのね…わざわざ盗聴器まで付けたのに」
江「しゃあーねーだろ…まぁ…2回目だしあの人のことだからもしかしたら気づいている可能性もあるかもだけどよ…壊し方も取り方も自然な感じなんだよなぁ…」
2人は阿笠博士の家の中で話し合う
博士はスケボーのメンテナンスをしてくれている

江「ゼッテーなんか隠してんだよ…最初会った時からこう変な違和感が抜けねぇし…今日も安室さんだって感じてたけどわかんないらしかったし…なぁ、本当に組織の感じはないのかよ」

ジト目で聞いてくるコナンに溜息をついて答える

哀「正直…微妙ね…何かは隠しているとは思うわよ？でも、組織の感じとは違う気がするわ…

でも…そうね…あの人

私が今日あの子達が見つけてから側に居たけど…隙がない動きだったし…まぁ…動き慣れてるみたいね…」
ただそれだけでは裏の人間とは確定できないでしょうけど…と飲み物を飲みながら答える。

江「どちらにせよ敵か味方か…本当に関係ないだけならそれで良い…ハッキリさせねぇと落ちつかねぇよ…」
難しい顔をするコナンに目を向けながら灰原哀は1人思い出す

子供達に向けた

きっと無意識に出たあの微笑みを

どこか眩しそうにあの子達を見ていたあの眼は

私と少し似ている気もした

◇Aを見つける少し前
※Aがデパート内をウロウロとしている時のお話

「さっきの人カッコ良かったねー…女同士なのにドキドキしちゃった」
「ホント気をつけなよねー」
そんな会話が聞こえてきたのは偶然で

駐車場から出てそれぞれ行きたい場所へ向かうかとなりボウヤと階段で3階の本屋へと向かおうとした時だ

「でもビジュアル系？っていうの？白いメッシュも入れてて顔も全然変わらない人だったからちょっと怖かった…」
「えー…そう？でも女の人じゃなかったら絶対惚れてたよ…少女漫画みたいだったもん…しかもさこうギュッて！ギュッてされたの本当に惚れそうだった…！後顔が良い←」
「顔良ければ誰でも良いのかアンタは」
2人組の女性の1人が興奮したように話していた

江「白いメッシュ…」
冲矢「気になりますか？」
江「うん…ほらこの前話した…」

あぁあの怪しいと言っていた…と口に出そうとして

「「あ」」
すれ違ってすぐにそんな声が聞こえたかと思うと今しがた声を出していた女性の1人が足を踏み外したようにバランスを崩す場面