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「ヌーナー」
普段大きい声話すことはないけど、この場合は別だ
ヌナが関わってくるときは、いつも通りじゃいられない
『あ、ジョンイナ』
帰り道、ヌナの後ろ姿を見つけて駆け寄る
JI「そんな薄着じゃ風邪ひくよ？」
そう言って、自分のマフラーをヌナに巻く
『え、いいの？
助かる、ありがとね』
ニコッと笑うヌナに寒さなんてあっという間に飛んで行った
俺のマフラーに巻かれるヌナがすごくかわいいから、恥ずかしくなって目をそらしてしまう
ー
俺とヌナの関係は多分、友達かそれ以下だと思う
同じ学校で同じ委員に入っているけど、学校では驚くほど遭遇しない
こうやってたまに帰り道に見かけた日は嬉しくてすぐに追っかけてしまう
今日は雪が降っていて、すごく寒かったけど
Aヌナの周りに降る雪はスノードームみたいにキラキラ輝いていた
触れようとして手を伸ばしたけど、触れられず
今日もまた瞳を伏せた
そんな俺の片思いは叶うわけでもなく、砕けるわけでもなく
本当に雪のように静かにポツポツ降り積もって
静かにゆっくり降り積もって
ヌナへの想いを白く染めて、ヌナへの想いで身動きを取れなくさせる
想いが大きくなるたび、言えないことも大きくなるから
やっぱり身動きは取れないままで
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miii(プロフ) - くうさん» すみません！ご指摘ありがとうございます！ (2016年12月19日 19時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
くう(プロフ) - ここに書いていいのかわからないですが…校門の漢字が違います… (2016年12月19日 17時) (レス) id: c45b8ab75d (このIDを非表示/違反報告)
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