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私だって数多くの女の子の中の1人でミンソク先輩が好きだった
いや、どちらかと言えば好きというか
憧れのような気持ちを抱いていた

もちろんあのかわいい先輩といるミンソク先輩が先輩を見るのはあまり好きではないけれど



キラキラとした笑顔で笑って、たくさんの人に囲まれて私とは正反対で素敵だなって思ってた

もちろんこれは、ベクにもジョンデにも言ってない
ベクとジョンデはミンソク先輩と仲が良かったからただ普通に言いにくかった




昨日、無言で連れていかれた中庭



私の歩幅より少し大きな歩幅で私を誘導する

遠くで見たよりも大きな背中に胸が高鳴る



まさか、なんて期待もした


そしてその期待が大きく花開く




XM「ずっと好きでした
俺と付き合ってください」



喉元まで出かかった言葉
声になる前に、ハッとして飲み込んだ


弱虫な私は、ずるい私は
傷つく前にぐっと飲み込んでしまった




だってあなたはあのかわいらしい先輩といい感じだったんじゃないの?
はたまた、付き合ってるんじゃないの?


じゃあ、この告白は一体なに?

傷つくのは一体誰?




XM「返事はいつでもいいから」



『ごめんなさい』



そう告げて走り出した



あなたが私の中から消えるまで私は走り続けたかったけど、どこまで行ってもあなたは消えることを知らないから困ったものだ

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miii(プロフ) - くうさん» すみません!ご指摘ありがとうございます! (2016年12月19日 19時) (レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
くう(プロフ) - ここに書いていいのかわからないですが…校門の漢字が違います… (2016年12月19日 17時) (レス) id: c45b8ab75d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miii | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年11月13日 19時

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