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『えっと、帰ろうかなって』
「僕を置いて？」
ひぃー、声も色っぽいぜ
お子ちゃまのくせして！
『いや！…、まぁ』
いい顔しようと思ったけど、もう会うこともない人だから別にいいかと思ってしまう
「素直だね〜
昨日もだいぶ素直だったけど」
そう言い、前髪をかきあげて色気の溢れた笑顔を見せてきた
『え、やっぱり昨日…』
「あ、抱いてはないよ？
キスはしたけど」
『そうなの？！
え、じゃあなんで私たち服着てないの？！』
信じがたいよ、服着てないのに
裸の男女が2人ベットの上だよ？未遂だなんてありえるの？！
「えー、ヌナが勝手に脱ぎだしたんじゃん！
暑い〜とかなんとか言って
誘ってるのかと思って僕も脱いだのに、ぐっすり寝ちゃうし」
『本当に？！
それともタイミングが笑えるほどおかしい冗談か何か？』
「本当だよ？僕嘘つけないもん」
何言ってんの？みたいな顔しないで
私はこれでも必死なのだ
『うわ、はー
もう何やってんだろ、最悪よね
本当にごめんなさい
…ん？
今の発言って、私が寝なかったらあんなことやこんなことが起こってたかもってこと？』
さっきこいつ問題発言したよな
誘ってるだの、なんだの
「んー、どうだろ？
でも僕は多分我慢してたと思うよ
喉から手が出るほど欲しいけど、奪いたいわけじゃないし」
私をじっと見つめたまま、濡れた瞳を向けてくる
え、静止画じゃないよね？
なんて、冷静に思った
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miii(プロフ) - くうさん» すみません！ご指摘ありがとうございます！ (2016年12月19日 19時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
くう(プロフ) - ここに書いていいのかわからないですが…校門の漢字が違います… (2016年12月19日 17時) (レス) id: c45b8ab75d (このIDを非表示/違反報告)
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