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『ごめんなさい』
促された席に座って顔を上げる
目の前で少し機嫌の悪いような顔をしたギョンス
ー…
「ド様で予約ですね
お待たせいたしました
こちらへどうぞ」
そう言って、丁寧に窓際の奥のテーブルへ案内された
あ、そうだった
予約するときは覚えていたのに
どうして今は旧姓が出て来てしまったのだろう
ー…
DO「自覚ある？」
『へ？』
機嫌が悪くなったら基本無口な方をさらに無口にする彼
でも今日はそうではなく、すぐに話しかけてくれた
DO「俺の奥さんだって自覚」
『あ、あります！ありますとも』
DO「全然足りない」
『すみません』
まっすぐ見据えられた目に少し悲しくなってしまう
DO「別にいいけど」
『そんなっ！』
なんだか見捨てられた気がして私は勢いよく声を上げる
DO「シー！ばか」
『ごめんなさい』
ほんとダメダメだ、私
DO「謝んなくていい
自覚ないなら、させるだけだし」
『へ？どうやって？』
DO「明日は休みだし、Aも予定ないって言ってたよね」
『うん、ないけど』
DO「じゃあ、帰ったら存分教え込むよ
Aが俺のだってこと」
怪しく笑う彼にどきっと胸が鳴った
何度だって私に教えてください
戸締りの仕方や仲直りの仕方、あなたの優しさも
そして
…私が誰のものなのかだって
これからもあなたが教えてね
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miii(プロフ) - くうさん» すみません！ご指摘ありがとうございます！ (2016年12月19日 19時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
くう(プロフ) - ここに書いていいのかわからないですが…校門の漢字が違います… (2016年12月19日 17時) (レス) id: c45b8ab75d (このIDを非表示/違反報告)
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