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季節は過ぎてヌナの言う通り春が来た
来なくていい春が今年はなんだか急ぎ足でやってきたようなそんな気分だ
俺は高校3年生になって、ヌナは大学1年生になった
もともと学校ではそんなに会えなかったけど、もうそんな少しの期待も抱けないと思うと悲しいよりも不思議な感じがした
でも、家は近いから
たまに帰り道に遭遇すれば一緒に帰った
変わらないヌナが大好きで、やっぱり俺にはキラキラして見えた
季節は過ぎて、俺に1番ヌナを連想させる冬が来た
今日は初雪だ
白くて小さな雪が儚げに降る
降り積もるようなそんな雪じゃないけど、綺麗でとても切なげだ
SE「あー、冬って本当に人恋しい」
そう横で嘆く、親友のセフナ
『お前はいつもそう言ってるじゃん』
モテるくせに、特定の人は作らないセフナ
俺の言葉にベーッと舌を出して、じとっとこちらを見る
SE「そう言うジョンイナだって、いつまで片思いしてるわけ？
モテるんだから、ちゃちゃっと告っちゃいなよ」
『簡単に言うなよ』
気持ちを伝える術を知らない子供の俺
そんな俺をいつまでも好きにはなれないけれど
どう頑張ったって、ふざけておどけることしかできない
でもヌナの笑った顔を見るだけで満足できて、安心できた
そして何より心が暖かくなった
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miii(プロフ) - くうさん» すみません！ご指摘ありがとうございます！ (2016年12月19日 19時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
くう(プロフ) - ここに書いていいのかわからないですが…校門の漢字が違います… (2016年12月19日 17時) (レス) id: c45b8ab75d (このIDを非表示/違反報告)
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