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「ほんっと、お前は余計なことばっかり口にするねんな。あとこれ数学のノート」
廉は少し数学が得意だ。
唯一数学のノートだけは分かりやすくまとめられているため、テスト前はいつも廉にノートを借りている。
「あ、ありがと。てか、余計なこと言ってないし」
「なーにー？土曜日にデートしたのー？」
「してへんわ！」
麻由と廉がなにやら言い合いをしている。
「二人仲良いねー」
「良くない！」
二人に少し強めに言い返される。
「なんか、ごめん」
「さ、本日も張り切って勉強しておいでー」
「麻由どしたの」
「中村もきっと疲れとるんや」
授業が終わりやけにハイテンションの麻由。
「じゃあ、張り切って勉強してくるね」
「お前も乗せられんなや。まぁ、頑張れ」
「うん、また明日」
変な麻由は廉に任せて私は家に帰ることにした。
電車に揺られて、のんびり家に帰る。
「ただいまー」
ドアを開けて一声。
しかし、シンとした家からはなんの返事も帰ってこない。
母は、買い物だろうか。
それにしてもいつもだったらすでに家にいる神ちゃん先生もいない。
靴がないから、どこかで寝ているわけでもなさそうだ。
まだ来ていないのだろう。
久しぶりに、私がもてなしの準備をする。
いつもは私が帰るより先にいるから、母が全部やってくれている。
お茶をいれ、お菓子を少し準備して…。
ふいに、家のインターフォンが鳴る。
きっと、神ちゃん先生だ。
除き穴から外を見ると、案の定そこにいたのは神ちゃん先生だった。
「こんにちは。今日はいつもより遅かったですね？」
ドアを開けて、話しかけてみるもののなんだか上の空な神ちゃん先生。
「神ちゃん先生？」
「わっ！ごめん、Aちゃんおったんや」
「大丈夫ですか？」
「おん、大丈夫やでー。ちょっとボーッとしとっただけや」
お邪魔しまーす、と私の家にあがりこむ神ちゃん先生。
ボーッとする神ちゃん先生の表情はなんだか少し悲しそうだった。
＿＿＿＿＿
こんにちは！お久しぶりです。
かなりかなーーーり、さぼっていました…。
すみません。気を取り直して、また頑張ります！
＿＿＿＿＿
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れみ(プロフ) - とても読んでて続きが楽しみになりました！ 後誰がなんのセリフを言ってるかわかるとありがたいです。更新頑張ってください！ (2018年5月21日 16時) (
レス) id: 568c351ff4 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - すごくｷｭﾝｷｭﾝします！続き、楽しみにしてます！！ (2018年5月20日 11時) (レス) id: ec89f148c8 (このIDを非表示/違反報告)
かみこた - 続きが気になる！更新頑張ってください！ (2018年1月7日 23時) (レス) id: 42238d61a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*sora* | 作成日時：2017年12月25日 0時
