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後から聞いた話しだと、この二人どうやら知り合いだったみたい。
というか佐久間の彼女のいとこがイケメンくんだとか。
世間は狭いよねえ。
「つうか、その子まさか佐久間さんとアイツの子供？」
「「違う！」」
佐久間とAの声がハモる。
「えっと、さくまはうちの子です。ほらさくま、ご挨拶は？」
「うーうー、んと、しゃ、しゃくまです」
どうやらイケメンくんがデカくて怖いのか、Aの足にしがみついてふるふるしてる。
それを見て佐久間とイケメンくん二人してチビさくまの下へ寄って屈むと、顔をデレデレと歪ませてる。
「さくまくんって言うんだ？ 可愛いね」
「だろー？さくまは可愛いよなー！」
「いや、佐久間さんは可愛くねえっすよ」
「ええー、佐久間も可愛いでしょ？」
「ややこしいわ！」
Aが男二人を突っ込んで、何故か三人で笑ってる。
「ふ、はははっ！」
「ふっか？」
「どうしたのふっかさん」
「店長壊れた？」
「ばけものぉ？」
全員の視線が俺に集中して、注目を浴びるのも悪くはないなと。
「俺さ、この店を引き継ごうと思った理由があんだよな」
なにいきなり語ってんの？なんてツッコミはちょっと無視させて？
「こうして仲間たちが気軽に集える場所。そんな場所作りたかったんだわ」
笑顔が溢れるラーメン屋。
お、なかなかいいじゃん？
「なんすかそれ。泥臭いけど、なんか良いっすね。つうかこの店今や恋愛成就の店として話題なんで、その取材させてくださいよ」
「やだよ。これ以上俺モテてどうすんの？」
「お前じゃない」
「にゃいにゃーい！」
「てかそろそろ帰ろうか？ さくまもお昼寝させなきゃ」
「あ、じゃあ佐久間も彼女迎えに行こー」
「おう、帰れ帰れ！ やっと静かになるわ」
「(うるうる)ふっかしゃん、しゃくまかえってほちぃの？」
「「…………」」
説明しよう。
ここに居るいい歳した大人達全員、チビさくまのうるうる攻撃にやられ悶絶中である。
「良いのよ〜、さくまはまたいつでもきな？」
「ありらとー！」
「それじゃあご馳走様でした」
「おう。元気でな？」
「ぼちぼちやりますよ」
Aの髪をさらりと撫でてやると、視線の先には佐久間とイケメンくん。
「浮気か？」
「浮気だな」
「ちがうわ！」
ほんと今日はなんなの？
でもまあ、賑やかで楽しかったからいいかな。
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ゆきんこ(プロフ) - acoさん» aco様、コメントありがとうございます！ただ風呂場でイチャつかせたかったから出来たお話です（笑）キュンキュンしてもらえて良かったです(^^)手馴れてる黄色さんに愛されましょう（笑） (2021年5月1日 17時) (
レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
aco(プロフ) - ゆきんこさん！照かっこよすぎます！！キュンキュンしました！照となんてお風呂入れない！そして、分かっているけどちょっと慣れてるの嫌だ（笑）とても楽しかったです！これからも楽しみにしています！ (2021年5月1日 14時) (レス) id: 5529cc6a26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ふさん» ふ様、コメントありがとうございます(^^) 青色さんのお話もそうですが、番外編は書きたいものがあれば、また誰かのお話を追加させてもらいますね☆ (2021年4月19日 16時) (レス) id: e0fcc6876b (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 翔太くんは特別編にありましたね;;ごめんなさい。 (2021年4月19日 8時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 翔太くんのも楽しみにしてます！ (2021年4月19日 7時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2020年9月30日 14時
