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「すっごい緊張してるでしょ？」
交代でシャワーへ行って戻ってきた亮平くんは、髪をタオルで拭いながら笑ってる。
そりゃあ緊張するよ。
「りょ、亮平くんは慣れてるかもしれないけどさっ」
嫌味を込めてプイッと顔を背けても、全く怒らない優しい亮平くんは、テレビをつけてバラエティ番組を見始める。
なぜ？
「あはは！ 俺最近この芸人さん気に入っててさー」
「あー、うん。面白いよね」
そういえばよくYouTube観てるよね。
なんだろ。急に家に居るのと同じ雰囲気になった。
亮平くんは隣に腰掛けてニコニコと楽しそうで、そんな亮平くんを見ていたらだんだんと緊張も解けていって、
「ふふ」
気付いたら私も一緒に笑ってたんだよね。
「A」
後頭部に回された手。
クルクルと指で髪を掬われて、
「大丈夫だから、怖がらないでね」
「……ん」
そのまま背中をベットに倒して、そっと上に覆い被さる亮平くんをじっと見つめる。
大丈夫。
亮平くんだもん。
なにも怖くない。
「大好きだよ、A。ハッピーバースデー」
「あ、ありがとう。私も大好きっ」
抱き締められて、全身が喜びに震えた。
こんな感覚は初めてだよ。
.
「体、痛くない？ 大丈夫？」
事情後、ベットで横向きに寝ていると水を持ってきてくれた亮平くんがベットに座りギシッと沈む。
バスローブ姿も様になるなぁ。
「ちょっと痛い。でも大丈夫」
「無理しなくていいよ。今日は泊まりだしね」
「うん、あのね…」
水飲む？とグラスを向けられたから頷くと、何故か亮平くんがその水を口に含んだ。
そのまま顔だけを起こした私の唇に触れて、口の中に水が流し込まれたから、コクンと喉を潤いが通っていく。
「なに？」
「……くっつきたい」
「んふふ、いいよ」
そのままベットに入って大きな体に抱き締められて、疲れてしまった体は正直でうとうとし始める。
「りょ…へ、くん」
「ふふ、はあい。ここにいるよ」
トントンと規則正しく背中を叩かれる。
まるで子供をあやすように。
けれどさっきこの手に大人にされたんだと思うと、眠りそうになりながらもキュンとなった。
「A、愛してるよ。おやすみ」
チュッとおでこにキスされて、幸せに包まれながら眠りついた。
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ゆきんこ(プロフ) - acoさん» aco様、コメントありがとうございます！ただ風呂場でイチャつかせたかったから出来たお話です（笑）キュンキュンしてもらえて良かったです(^^)手馴れてる黄色さんに愛されましょう（笑） (2021年5月1日 17時) (
レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
aco(プロフ) - ゆきんこさん！照かっこよすぎます！！キュンキュンしました！照となんてお風呂入れない！そして、分かっているけどちょっと慣れてるの嫌だ（笑）とても楽しかったです！これからも楽しみにしています！ (2021年5月1日 14時) (レス) id: 5529cc6a26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ふさん» ふ様、コメントありがとうございます(^^) 青色さんのお話もそうですが、番外編は書きたいものがあれば、また誰かのお話を追加させてもらいますね☆ (2021年4月19日 16時) (レス) id: e0fcc6876b (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 翔太くんは特別編にありましたね;;ごめんなさい。 (2021年4月19日 8時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 翔太くんのも楽しみにしてます！ (2021年4月19日 7時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2020年9月30日 14時
