ガラス瓶の中に【rb】 ページ3
大喜利動画よりネタをお借りしました。
少しアレンジしております。
______________…
から、と乾いた音を立てて、ドアベルが鳴った。
それに合わせて『いらっしゃい』と言いつつそちらに目を向けたら、スラリと高い身長の男性...かなりのビジネスのやり手では無いだろうか…が、いらっしゃっていた。
その眩しい金髪に海外の血でも混じっているのだろうかとどうでもいいことを考えた。
なぜこのような方がこんな古い骨董品店に...と思いつつ、対応をしようとカウンターから商品の方へ、お客様の方へ廻る。
『何かお探しで？』
「いや、...噂だけやったんかな…ああ、それや！そいつをくれ。」
『こちらですか？』
水色の瞳が見つめたのは30センチほどの瓶に入った小人の人形の姿だった。
随分と長い間...先代の頃からあるそれに今になって買い手が現われてくれるとは。
幼き頃から何となしに見ていたその人形に''ご主人様が出来て良かったね''と気持ちを込めて瓶を撫でる。
ピンク色の瞳が店の光をキラキラ反射していた。
『ありがとうございました』
金髪青眼の彼を見送った所で本日の営業は終了にした。
木の戸棚にぽっかり空いた30センチほどの隙間がやけに寂しく感じた。
『綺麗な人形だったなぁ...』
そう零しながら代わりの蝋燭たてをそのデッドスペースに置いてみるも、空白は埋まらなかった。
「ねぇ、お姉さん」
突如聞こえた声に驚愕して振り向いた。
業務終了の札をかけ忘れたのだろうと思ってドアの方を見ても姿は見えない。
空耳にしてはえらくハッキリ聞こえたな、と不思議に思っていると、今度はカウンターの方から確かな声がした。
「ここやで、俺だよ！」
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ちぃ汰。(プロフ) - 琴葉さん» うわああありがとー！！そんな忙しい時に見てくれてありがとうね！！毎度毎度コメントしてくれてほんと嬉しい！マジでありがとうね！！ (2019年3月4日 14時) (
レス) id: 3f437b8d31 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - お疲れ様！ずっと全部読んで、更新の度に喜んでた笑 ラストもちぃ汰らしい終わり方でめっちゃ好きやし、全部の話大好きやった！またもし新作が出来たら変わらずすっ飛んで行くね！取り敢えず、お疲れ様でした！50話おめでとう！！ (2019年3月4日 6時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - 葉月さん» コメントして下さって、また褒めていただきありがとうございます。少しずつ更新していけたらと思いますので、どうぞこれからも宜しくお願いします。 (2019年1月27日 9時) (レス) id: 3f437b8d31 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - はじめまして。素晴らしい作品をありがとうございます！……ただそれが言いたかっただけです。 (2019年1月27日 4時) (レス) id: 87837aefcb (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - 琴葉さん» ま、満足頂けたようで何より！！ それそれ！甘々なのじゃなくてもっとフレッシュさあるよね！(？) (2018年12月17日 17時) (レス) id: 3f437b8d31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃ汰。 | 作成日時：2018年12月10日 11時
