君と八回【em】 ページ8
講義室から出てきた二人組。
ぶつかりそうになるほど勢いよく出てきたものだから、思わず声が出かけた。
｢あ！？すみません、教授！｣
｢はは、大丈夫ですよ、気にしないで目軽クン｣
よく知った教え子で良かった。しかしまぁ、君達やはり付き合っていたんだね？
そんな思いを込めて、彼等に一言。
｢二人とも、いい夜を。｣
顔を赤くする二人組。君達意外と可愛いところがあるんだね？
幸せそうな二人を見てると自分の愛おしい彼女への想いも益々強まった気がする。
そうだ彼女を待たせていたのだった、と自室へ向かう足を速めた。
自室に戻ると、そこにはソファに腰掛ける用の彼女の姿が。
『あ！やっと来ましたね！』
｢ふふ、少しだけ諸用がありましてね...ごめんなさい｣
『全然！お仕事片付いてますか？』
｢ええ、今日は全て。貴方とお出かけ予定でしたからね！｣
そう言えば、とここで思い出したこと。
先程彼女の友人である、かの有名なすちゃらかお気楽大学生から連絡が届いていた。
''A、今日めっちゃ期待してたから、それ相応の事をしてあげて下さいね！''
少々お節介が過ぎる上に、敬語も中途半端だが、如何せんその情報は蔑ろには出来ないだろう。
｢Aさん、｣
『ん、うぇ！？』
｢ふふ、さぁ行きましょう｣
『ちょっと、なんで腕ですか？もっとロマンチックなところにしてほしいです！』
｢おや、意味を知らないんですか？あと、本番は最後にとっておくべきでしょう？｣
顔を真っ赤にしながら腕へのキスの意味を調べ始めたAさん。
だって、外に出ればあなたの腕はすっぽりとコートに覆われてしまうから、今しかできませんよね？
意味も加えたら、少しロマンチックじゃありませんか？
_________…
腕...恋慕
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琴葉(プロフ) - ちぃ汰。さん» いえいえ！！ うん、その時がきたら即読みに行くわ！！w← (2018年10月3日 19時) (
レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - 琴葉さん» ほんとありがとう...『また』があったらよろしくね...w (ボロ泣き中) (2018年10月3日 13時) (レス) id: 3f437b8d31 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - ちぃ汰。さん» だって全部素晴らしいなって思えたのはホンマやもん！ううん、載せてくれるのは全然いいよ！寧ろ嬉しかった！！ホント、あんな感じやけどいつでもしに来てね！ (2018年10月2日 15時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - 琴葉さん» ありがとう！本当に琴葉には感謝しきれんのよ！どんな作品でもそうやって褒めてくれるから、頑張って来れたんやと思う！うちも琴葉の作品に会えてよかった！また行く！リクエストする！サプライズなんてものじゃないけど、載せちゃってごめん、でも全部本心だから！ (2018年10月2日 10時) (レス) id: 3f437b8d31 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - ちぃ汰。さん» 私の方が、ちぃの更新とかコメにずっと励まされてたよ？ホンマに、こっちこそありがとう！！私の作品見つけてくれてありがとう！あと、私の友達なってくれてありがとうね！また私の方にもリクエストしてな？ちぃならいつでも歓迎やから！！ (2018年10月1日 17時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃ汰。 | 作成日時：2017年12月12日 22時
