＊ ページ26
「眠ぃ〜･･･」
「ゲームばっかしてるからだよ」
「うっせ(笑)」
和也が腕で口元を隠しながらクフフフと笑った。
私がそんな笑い方しても可愛くならないのに、和也がやると可愛いって･･･
神様はきっと、和也を贔屓しすぎだよ。
「寝たいんだけどさ」
「寝なよー」
「A、一緒に寝よ？」
「寝たいんだけどさ、お皿洗ってからお風呂も入らなくちゃいけないし･･･」
「どれくらい待てばいい？」
「1時間ぐらい？かな」
「うし、オッケー！ゲームして待ってる」
そう言い終わったらかったるそうにソファに座って、携帯式ゲームで遊び始めた和也。
また唇尖らせて･･･可愛いんだけどさ？
和也が一緒に寝よ？って言って断れる女はこの世にいないと思う。
きっと、私が結婚してても何の迷いもなく浮気に走れるほど和也からのお誘いは断れない。
一緒に寝よ、って、なんか新婚さんみたいだね。
ぐふふ、今思った。
「早く終わらせてね？眠いから」
「はーい」
「あと、ニヤニヤしないでよ？(笑)」
意地悪そうに口角だけを上げて笑った和也が好きで好きでしょうがない。
･･･って思う人は私だけじゃない。
日本中･･･いや、世界中。ううん、人類全てに愛されてる。この男は。
お皿洗いを済ませて、お風呂に入る。
温まった身体で和也がいるリビングに向かった。
「おかえりー」
「ただいまー」
「気持ち良かった？」
「うん！和也と同じ匂いがする！！」
「んふふ、そうね(笑)」
羨ましいほど白い肌を眺めて、「ワタシ、この匂い好きだからね」って。
「この匂い」を「A」に勝手に変換していいですか？
今「この匂いと私、どっちが好き？」だなんて聞いたら匂いに負けるな、絶対。
「さ、寝ますか」
「和也、明日何時起き？」
「明日日曜だからな･･･」
明日はね･･･覚えてるかな？
私の誕生日なんだけど･･･。
「んー、仕事はないと思うけど･･･一応9時頃起こして？」
「そ、か･･･うん、分かった！」
覚えて、ないよね。
国民的アイドルは忙しいから、そんなこと覚えてられないよね？
うん、「忙しかったから覚えてられなかった」そういう事にしておこう！！
「さー寝ましょ」
「うん」
パタンとゲームを閉じて立ち上がった。
「え･･･な、に」
「んふふ、良いでしょ？」
立ち上がったと思ったら、私の手首を掴んで寝室へと向かって行った。
*
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みう(プロフ) - たまこさん» そ、そうですか？！そう思って頂けたのなら嬉しいです！ありがとうございました！！ (2015年11月13日 22時) (
レス) id: a0fc30e2c2 (このIDを非表示/違反報告)
たまこ - 翔くん〜見た目も中身もイケメンさんでキュンキュンしました！笑 (2015年11月12日 22時) (レス) id: 2b15662a3c (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - 多御流さん» ありがとうございます(ペコリ)うん････、歳は聞かないで(苦笑)これからも宜しくお願いします！ (2015年11月12日 18時) (レス) id: 575ad155ba (このIDを非表示/違反報告)
多御流(プロフ) - 誕生日おめでとうございます！！何歳になったんですか？ (2015年11月12日 7時) (レス) id: 7438752eae (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ゆうさん» キュン、として頂けたのなら幸いです(V)o￥o(V) (2015年11月1日 1時) (レス) id: ee9a4d30ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みう
| 作成日時：2015年9月14日 18時
