ユダ 2 ページ2
JOSHUA side
と、そこへモネクのメンバーたちが入室してきた。パッと弾かれたようにAがそっちを見る。表情はそのままに。入るとともにショヌさんがお辞儀をする。
SN「おはようございます…この度は…」
JO「っ、この度はこちらの不注意でお騒がせしてすみませんでした」
PD「……ジュホンさんも、何もありませんか？どのように発表すべきか」
JO「俺は……」
MH「何も。何もありません」
IM「ヒョン！」
MH「なんだよ。何もないだろ？何かあったとしても、それを公表する気か？俺たちまだデビュー２年目なんだぞ？」
IM「でも………」
ミニョクさんの厳しい口調、冷たい言葉。しかしそれは、メンバーを、ジュホンヒョンを守るためのものだというのが伝わった。チャンギュンもそれを分かっているからか、もどかしそうにAとジュホンヒョンを交互に見た。Aは手を握りしめて、ただ立っていた。
ウォヌが、深くため息をついて言葉を吐いた。
WW「……あーもうなんなんだよ。だから嫌だったんだ。男女混合グループなんか」
まるで、Aのいない練習室のように。
ウォヌはいつものようにそう言った。目を見張る。ジュンが「A、」と心配そうにAに呼びかけ、腕をさすってやっている。スングァンが思わずウォヌに言葉を返す。
SK「ヒョン、それは言い過ぎですよ…」
WW「何が言い過ぎだよ」
JH「そうだな。ホシだって振り付け作るの苦労してるし」
ハニ、ウォヌ。それを止めないで、頷いてすら見せるホシやウジ、スンチョルも、一体どうしてしまったんだ。こんな人間ではなかった。いや、今も違うはずだ。
一体何が、君たちをそうさせているの。
段々と目眩がしてくるのを感じた。この空間に吐きそうだった。逃げたい。何もできない自分も同罪なのに。Aにとっての一番の裏切り者は、ただ黙って傍観する僕かもしれないのに。
ぐらぐらする頭を覚醒させたのは、ヒョンウォンさんの低い声だった。
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ぴょん(プロフ) - ミンギュはいいやつすぎるし、主人公のファンミにこそこそ行こうとするメンバー、君らが悪いのにどうしても可愛すぎる、最高です (2022年9月23日 0時) (
レス) @page47 id: 0051795449 (このIDを非表示/違反報告)
綾部(プロフ) - 1日かけてじっくり読んでしまいました。更新される日を待っています。 (2022年8月11日 22時) (レス) @page47 id: 1ca0875e76 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 一気に読んじゃいました。また更新される日が来る事を願っております。執筆してくださりありがとうございます。 (2022年1月4日 0時) (レス) @page47 id: 3160d2b695 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 椎名さん» まさかお返事来るとは思っていませんでした、、、ゆっくりで構いませんので無理はなさならいでください、！ (2021年7月3日 1時) (レス) id: 6da38b2df1 (このIDを非表示/違反報告)
椎名(プロフ) - 雫さん» 更新、非常に遅くなっていて申し訳ありません…！！ (2021年7月2日 23時) (レス) id: ecff8741cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名 | 作成日時：2018年3月28日 20時
