ストーカーにふりまわされて学校辞めた話【実話】

１３日目 ページ15

部活の大会が近づいていた。

１年生と２年生だけでやる大会だ。
高校の先輩や３年生の先輩は別のことをやる。

私たち１年生はほとんどのメンバーが大会に出ることはなく、会場へは行くがやることはなかった。

だが、はるかちゃんは大会へ出る。
私は裏(準備したりとか)の事をやる。


柏木と理沙ちゃんは何もやることがない。

私も練習の間は何もやることがない。

何が言いたいかというと柏木と部活中ずっと一緒にいなければならない。


最悪だった。

練習が始まると私や理沙ちゃんは先輩方やはるかちゃんの練習を見ていた。

思った通り、柏木が話しかけてくる。


「ねぇねぇ、Aっちー」

「見てようよ。」

「良いじゃん、私たちは何もやることないんだから話ししてたって。」

どんだけ自己中なのだ。

「うるさいよ。
話してたら先輩方の迷惑だよ」

「見てても面白くないもん」

「だから、そうじゃなくて…」

「ねぇ、今のはるか見た！？
間違えてたよね、ウケる！」

柏木はよくはるかちゃんの悪口を言うなと思った。


「じゃあ、とりあえず休憩！」

先輩が良いタイミングで休憩をとった。

「じゃあ、歌の練習しよ！」

そう、私がお世話になっている先輩が言った。


そして私のところへ来て、

「Aも一緒に歌おう！」

と私を引っ張っていく。


「ありがとうございます…」

お礼をいうと先輩は

「あんなの、ほっとけば良いよ」

と言ってくれた。


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