推しがストーカーでした。［青］

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「You side」


『え、ていうかさとみくんに相談してたんですか？』




さ「そうなんよ握手会の時にさー、
好きな人がリスナーだった！
ありのままの僕を好きになって欲しい！！
とか言ってきてさー」




「おい！！
なんで言うんだよ！！！」




え、
え、、
可愛い…(違う)

そんなことがあったんだ、初めて知った。


顔を真っ赤にして恥ずかしがるころんくん。
メンバーさんもみんなくすくす笑っている。





る「あれ、あの時それを相談しようとしてたんですかころちゃん」




「るぅとくん忙しいとか言って聞いてくれなかったよね最低」




る「聞いておけばよかった…()」




り「そういえばころちゃんがストーカーを始めたきっかけはなんだったの？」




『あ、それは私も知りたい』




な「恋バナ大会じゃん！いいね！！」




「ええー？w
なんで言わないといけないのw」




ジ「彼女ちゃんがしゅんとしてるで」






いや、うん。
正直なんでストーカーされてたのかは気になるよね。
きっかけとかはあるはずだし。








「僕がね？
アンチとかにボロクソに言われてたことがあるんよ
それで精神的に削られてた時にいつもと違うカフェによってみたわけ。
そしたらAちゃんが接客してくれて、
その時＿」





……♡……




『いらっしゃいませ！』



「オススメとかあります？」



『んー…店長さん特性のスタミナホットドッグ！
めちゃくちゃ美味しいですよ！
私も前よく色々あった時にここに来て店長さんに作ってもらって、ボロボロ泣いて帰ってました笑』




「えっ…」





『ここにいる間だけでもお客様には幸せになってほしい。
私にはそれくらいしか出来ませんから！』





……♡………




る「結構ベタですね…」



「うるさいな」



な「それで一目惚れしちゃったわけか…
青春だね…(*´ `*)」



ジ「それでストーカー始めるのはどうかと思うけどな」





『え、まさかのあの時のお兄さん…笑
なんか悩んでそうだなって思ってついあんなこと言っちゃってました笑』





さ「めっちゃいい子やん
良かったなころん」





「あの時僕本当救われたんよ、ありがとう」





『いえいえ笑』




まさか推しを救ってたなんて、
私はいつもころんくんに救われてばっかりだから
不思議で、でもめちゃくちゃ嬉しい。

バイトだけどあそこで働いてて良かったな。



………

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