・ ページ15
｢You side｣
『…私が好きになったのは
ストーカーなのになぜか照れ屋で
ピンチの時にいつも助けてくれて
いつも元気でどこか抜けてて、
でもやっぱりかっこいい。
そんなストーカー兼ヒーローなんです。』
言ってしまった。
言ったからにはもうあとには引けない。
…でも好きだからしょうがない。
｢…それって…｣
『悔しいけど、ストーカーさんのこと
ころんくんって知る前からとっくに
好きになってました。笑』
ころんくんだって気づかなかったことは本当に馬鹿だなって思う。
でもころんくんだって分かってからも
気持ちはやっぱり変わらなかった。
私はリアコじゃないといいながらも
どこか理想が推しに向いていたのかもしれない。
…でもそれでもいい。
ストーカーは
ころんくんは私のヒーローだと言うことには変わりないから。
｢…これって夢だったりする？｣
『…私もそうなんじゃないかなって思ってます()』
｢ねえ、抱きしめてもいい？｣
『できるんですか？笑』
ころんくんが突然お願いしてきた。
首を横にこてん、としていて
目は上目遣い。
…尊死。
…また照れて離れたりするんじゃないかって思ってます。
するところんくんは照れたような怒ったような声を出して
｢…は？できるし！！？
馬鹿にしてるやろ(｣
とぷんっという効果音付きで言った。
緊迫した空気が心做しか溶けた気がする。
そしてお互いに笑いあったあと、
ころんくんは私に1歩ずつ近づいて、
赤ちゃんを抱くようにゆっくり私の体に手を回した。
こんな日が来ると思ってなくて、
涙も込み上げてくる。
私は今推しと抱き合っている。
世間的に言う両思いというものになったらしい。
初めは鬱陶しいストーカーだった。
ころんくんに助けて欲しいなんて思ったりもした。
でもいつの間にかストーカーのことが好きになっていて(ありえないけど、笑)
ストーカーがころんくんだってわかって驚いて。
今こうして2人で笑い会うことが出来て。
…本当人生ってわかんないな…笑
｢ああどうしよ僕今まで生きてきた中でいちばん幸せかも｣
『…私もです。』
︎︎ ︎︎ ︎︎��︎︎ 私の世界一大好きな推しは
私のストーカーで
世界一大好きな彼氏になりました︎︎ ︎︎ ︎︎��︎︎
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 287人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
余白の落書き。さぶ - ころんくんでお願い出来ますか？わざわざ見てくださってありがとうございます！ (2023年3月25日 19時) (
レス) id: 02cf788d3e (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 余白の落書き。さぶさん» 全然大丈夫です！！嫉妬するというのはころんくんがですかね？それとも大学の男の子ですか？リクエストめちゃくちゃ嬉しいです、ありがとうございます😭💗 (2023年3月25日 0時) (レス) id: 56980ba8a9 (このIDを非表示/違反報告)
余白の落書き。さぶ - すみませんっ！続編の方でコメントした方が良かったですね、 (2023年3月24日 23時) (レス) @page49 id: 02cf788d3e (このIDを非表示/違反報告)
余白の落書き。さぶ - 続編めちゃくちゃ見たいです、、宜しければお話続けて頂きたいです！あと、リクエストで、大学の男の子に夢主ちゃんが告られてころんくんに嫉妬するっていうの、お願いします！ (2023年3月24日 22時) (レス) @page43 id: 02cf788d3e (このIDを非表示/違反報告)
あんずちゃん(プロフ) - 来時さん» ありがとうございます…ネタ尽きるかもしれないのでリクエストありきにはなっちゃいますけど続けます…！！ リクエストありがとうございます！！上手くかけるか分からないけど書いてみますね✨️ (2023年2月19日 20時) (レス) @page44 id: 56980ba8a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんずちゃん | 作成日時：2021年8月6日 20時
