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第五十九話 ページ9








『いきなりごめんね〜』
「ううん。大丈夫。仕事終わった感じ?」
『うん。家着いたとこ』
「で、どうしたの?」
『いや、どんな感じかなって(笑)』
「それで電話?」
『うん』
「あはは、そうなんだ」
『こう見えて楽しみにしてるんだよ(笑)』
「プレッシャーだなぁ」
『ごめんごめん』
「今さ、お店見てて」
『お店?どんな?』
「お寿司屋さん」
『いいね〜好きだよ。お寿司っ』
「一品系も充実してる方がいい?」
『うーん。そうだね。その方が嬉しいかも』
「じゃあこっちだな」
『気になるっ』
「当日のお楽しみって事で」
『じゃあいつにする?』
「俺は基本夜なら今の所大丈夫だよ」
『ちょっと待ってね。スケジュール見てみる』


『来週の・・・火曜日はどう?』
「火曜日?あっ、俺その日オフだわ!」
『ほんと?私もオフ!』
「マジで?」
『うん』
「予定は?ない?大丈夫?」
『午前中に整体行くだけ・・・あっ、待って。大我はお昼とか予定ある?』
「ない、、けど?」
『舞台の招待受けてたんだった・・・一緒に行かない?』
「招待?俺行っていいの?」
『うん。二枚チケットあるから大丈夫』
「本当に大丈夫?」
『大丈夫大丈夫!私から話しておくから』
「ちなみに、どなたの舞台?」
『えっとねー・・・』



 




Aさんが招待を受けた舞台は、宝塚。
俺が行って大丈夫???と少し不安になったけど



「雪組の星逢一夜・・・」
『そう。すっごい評判良いんだって』
「どんな話なの?」
『え、聞く?長くなるよ?(笑)』
「待って、調べたら出てくる?(笑)」
『出てくる!』
「・・・・・なるほど、、日本物なんだね」
『でもショーはラテンだよ』
「ラテン!?」
『うん。温度差凄くない?(笑)』
「それはそれで楽しみ」
『ほんと?良かったぁ〜』
「ちなみにAさんはその宝塚の方から招待されたんだよね?」
『そうそう。ゆうみちゃんから』
「ゆうみちゃ『あ、咲妃みゆって子なんだけど』
「さき、、さきひ・・・えっトップの人じゃん」
『そうだよ〜』






これまた凄い人からの招待だなー・・・








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作者名:しぃ | 作成日時:2023年10月6日 20時

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