第五十八話 ページ8
「ねぇーこーち」
高「んー？」
「先輩と出掛けるってなったらどこ行く？」
高「えーその先輩と仲良いの？」
「多分仲は良い」
高「多分って何だよ(笑)」
「仲良いと言うかお世話になってる感じ」
高「もしかして城田さん？」
「あぁ、まあ」
高「じゃあ先輩が好きな所とか」
「好きな所かぁ」
高「普通に飯なら好きな食べ物がある店」
「うんうん」
高「その様子じゃ相手の情報が少ないわけね(笑)」
「うん(笑)」
高「まず情報集めれば？(笑)」
「だよな」
「ほーん、Aと？」
「そうなんです。でも全く思い付かなくて」
「どこでも喜ぶと思うけど(笑)」
「優君〜俺真剣なんですって〜」
「ごめんごめん(笑)」
「で、優君ならどうします？」
「俺は普通に飯かな〜」
「やっぱそうなりますよね」
「うん。だからそんな考えなくていいんじゃない？」
「・・・うーん」
「Aと外で会うの初めてでしょ？」
「はい」
「なら、やっぱ飯だって」
「好きな食べ物とか、、知ってたりします？」
「さつまいも(笑)」
「あ、それは聞きました(笑)」
「じゃあ寿司！」
「お寿司・・・おすすめのお店とかないですか？」
「あははは」
「何から何まですみません」
「全然〜取り敢えず何個か送っとくよ」
「ありがとうございますっ」
優君、いや、城田大先輩に助けられ
まずは食事と言う答えに辿り着いた。
「ここもいいな」
「美味しそう」
「個室かぁー」
優君から送られて来たお店をチェック中。
どのお店も良さそうだから、口コミにも目を通す。
♪♪♪
決まったー？｝
｛まだ！
電話できる？｝
｛うん
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作者名：しぃ
| 作成日時：2023年10月6日 20時
