【憧憬の愛】第二幕 (ページ7)

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第五十七話ページ7

芳雄さん・・・

花總さん・・・と、それぞれのキャストさんに向けた
メッセージが綴られていた最後に

京本くん
ミュージカルが初めてとは思えない落ち着きに
まず驚いた顔合わせの日。
作品と役と舞台に向き合う姿勢に
私も頑張ろう。と純粋にパワーを頂いていました。
京本くんという、素晴らしい役者さんに出逢えた事。
神様に感謝です。
本当にありがとうございました。

まだまだ書きたい事は沢山あるのですが
暫く心の中に留めておきます。
ゆっくりゆっくり、お届けするつもりです。

この作品を愛して下さった全ての方々へ。
本当にありがとうございました。

宝物の様な時間と共に、次のステップに進みたいと思います。

それでは！！

AA

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

Aさんが残してくれた思いに今すぐ答えたくてLINEを開く。

最後のやり取りは大楽の日。

それ以降、連絡はしていない。

その前にこんな時間にLINEをしていいのかな。

悩みに悩んだ結果

｛お疲れ様です。
｛今仕事中かな？

と、出来るだけ自然に送ってみた。

お疲れ様！｝
今帰ってるとこだよ｝
どうしたの？｝

か、返って来た！！

｛特に何もないんだけど
｛ブログ見た。
見てくれたの！？｝
｛うん
待って普通に恥ずかしい｝
｛感動したし、嬉しかった
｛それだけ伝えたくて
わざわざありがとう｝
｛うん
そう言えば考えたくれた？｝
｛何を？
どっか出掛けようって話〜｝
｛マジ？
マジだよ、逆に冗談だと思われてた？(笑)｝
｛少しだけ(笑)
いつ連絡来るかなって思ってたのに！｝
｛それなら連絡してくれたら良かったのに
それもそうね(笑)｝

テンポ良くスムーズにやり取りが進む。

しかも、グループトークでもない個人で。

快挙だよ、これ。

今家着いたよー｝
｛長々ごめん、ごゆっくり！
ありがとー｝
行きたいとこ決まったらまた言って｝
｛分かった
それじゃーまたねー｝

「あ、あんず〜っ！」

どこ行こう、何しよう。

Aさんと出掛けるとか緊張するんだけど。

いくつか候補出して

Aさんに決めてもらおう。

「とは言っても候補が思いつかないや」