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『しめ君は仲良いの？あの、、人と』
「凄いお世話になってる」
『あぁ、先輩？向こうが』
「うん。けどお互いタメだし先輩兼戦友みたいな感じ」
『戦友？』
「友達以上みたいなね(笑)」
『信頼してるって事？』
「うん。そう。めっちゃ信頼してる(笑)」
『そっか、いいね。そういうの』
「るかさんもいるじゃん。あそこに」
『ふふ、確かに(笑)』
「ねー」
『ん？』
「連絡先交換しない？」
『え？私と？』
「うん」
『何で？』
「長い付き合いになりそうだから？(笑)」
『長い付き合い・・・ならなさそうだけど』
「それはるかさん次第〜」
『・・・・私次第？』
「取り敢えず連絡待ってあげてください」
『あ、うん。分かりました』
「ブロックしないでよ？」
『いきなりするわけないじゃない(笑)』
そんなやり取りの後、彼は席を立ち違う女の子の元へ。
敬語とタメ語が入り混じるのは
ほんの少し彼が大我君に似てるから。
この場にいないあなたを考えてしまうから。
距離感が分からなくなるんだよ。
私・・・次第・・・か。
"今日もありがとー！！気を付けてー！"
迎えの車に乗り込む人達と知らない間に消えた二人組。
そして、彼。
「それじゃ、またね。るかさん」
『あ、うん』
「ふぅ〜ん。京本君の次はフレッシュ君？」
『フレッシュ君って、、彼の事？』
「そう。しめ、、かけだっけ？」
『七五三掛さんね』
「パンチ効いてる〜♪♪」
『ちょ、うわー酔ってる〜」
「大丈夫。まだ正常だから〜」
どこが正常なんだ。と呆れつつ
麻里亜を家まで送り届けて私も帰宅。
今日も・・・濃かったなぁ。
いや、大我君と出会って・・・
何かが、少しずつ変化し始めてる。
♪♪♪♪
お疲れ。しめと会えた？｝
｛会えたよ。びっくりした。
また聞かせて｝
｛分かった。ライブ頑張ってね
お、調べてくれた？｝
｛七五三掛さんから聞いた！
俺に聞いてよ。一番に｝
思わせぶりな態度。
それとも、これが普通？
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作者名：しぃ
| 作成日時：2023年5月11日 17時
