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"えー!それじゃあゆらは〜まさちゃんかなぁ!(笑)"

本日も麻里亜は大人気。
私はどちらかと言うとお酒をじっくり味わってる。

けど、目の前に七五三掛さんがいて
気不味いような気不味くないようなー・・・


『あ、そうだ七五三掛さん』
「やめてくださいよ。さん付けは〜」
『ん〜じゃあしめ君とか?』
「まあ、今はしめ君で良しとしましょう(笑)」
『良しとしてください〜で、しめ君』
「なんですかー?」
『挨拶した時ね、私に伺ってますって言ったじゃない?』
「あー言いました」
『篠村さんから聞いたのかな?』
「ふは、違いますよ(笑)」

『え、じゃあ・・・「やっと気付きました?」
『もしかして「当たりです(笑)あの人です」



なんで・・・大我君が?



「篠村さん達と飲むって言ったら、写真見せてくれて」
『写真??』
「はい。この子俺と仲良いからよろしくって言われました」
『えっ、ん?待って?写真って?』
「何かここにリボンついてました(笑)」


リボン・・・あっ、ご飯行った時の!?制服だった日だ!
いつの間に・・・撮ってたのよ、大我君・・


私がまたこの飲み会に呼ばれるって分かってたって事?

"仲良いからよろしく"って何?
あーもう分からない。


「百面相ですね(笑)」
『あ、ごめんなさい。頭が混乱してて』
「まあ写真を撮った理由は本人に聞いてください(笑)」
『う、うん。そうだよね・・・でもそこまで連絡とってないよ』
「そうなんですか?あー忙しいですもんねーライブ中だし」



『ライブ・・・中?』


「聞いてないん・・・ですか?(笑)」
『初耳・・・ですけど』

「マジ?」
『マジですっ』

「地方行ってますよ。あの人(笑)」
『・・・・そ、そうなんだ』




驚きと同時に妙な安心感。




そりゃ、連絡出来ないねって。







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作者名:しぃ | 作成日時:2023年5月11日 17時

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