【カレとカノジョ】

☆10 ページ10

同窓会から一ヶ月。


私と彼のゆる〜いトークルームは頻繁に稼働中。

最初は何を話せば良いか考えてたけど
連絡を取り合う内に冗談を言い合ったり
オチのない話をつらつらしたり。



｛リトルトゥース♪♪

ただの呟きみたいなLINEもくる。
それより、何時だと思ってんの。マジで。
どうせラジオでも聴いてるんだろうな。
って既読スルー出来るくらい心の余裕は出来た。


いや、余裕が出来たっていうより昔に戻った感じがする。
付き合う前の話・・・・だけど。


だからこそ、一体何を考えてるか分からない。

かと言って、聞く勇気は・・・ないのよね。




私と彼の間に何か起きたとしたら、もう次は無い。
だからこそ、この距離感がベスト。






｛寝たの？

寝た｝

｛起きてんじゃん(笑)

既読スルーしたの気づかなかった？(笑)｝

｛既読＝返事だもん

平和だな〜(笑)｝

｛でしょ〜

優吾マインドで生きれたら楽だろうな〜｝

｛俺よりすげぇマインドで生きてるやついるよ(笑)

誰？｝

｛メンバー

ジェシー君でしょ｝

｛当たり！(笑)

確かに優吾より陽のオーラがあるよね｝

｛おいこら(笑)

寝まーす(笑)｝








やっぱり楽なんだよなぁ。

面白いし、気も使わない・・・男友達。




『そう、男友達！！』




誰に言ってんだろ、私(溜息)

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