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二次会回避に成功。
明日も早いし、この盛り上がりにはついてけそうにない。
それにAも帰るって言うし・・・ね？
『ねぇ』
「ん？」
『大丈夫なの？』
「何が？」
『バレない？』
「バレないって、、俺のこと？」
『優吾以外誰がっ・・・あっ』
「しまった！みたいな顔しないでよ」
『ごめん、、ついっ、、』
「別に俺は気にしてないし」
『・・・』
「まあ・・・ちょっと寂しい気はするけど」
『はい？』
「いや、何か他人みたいじゃん」
『・・・』
「今更変えなくても、、いいんじゃない？」
『うっ、、うん』
「紫葵の高地呼びの方がかなりレアではあるけどね(笑)」
『・・・そう、、かな』
「そーそー」
"優吾"
久々聞いたら・・・ちょっと照れくさい。
状況がそうさせてるのか
これまでの記憶がそうさせてるのか。
どっちもだな。こりゃ。
ー・・・
同じタクシーに乗り込んだ俺と彼女。
それぞれ行き先を伝えるとー・・・
「俺ん家と近いじゃん(笑)」
『こんな事ってあるんだね』
「鳥肌立ったわ(笑)」
『私も(笑)』
運転手さんの手間も省けたし、財布にも優しい。
酒も入っていつもより頭が柔らかいのか
「A」
『ん？』
「俺の連絡先入ってる？」
『え・・・一応入ってるけど・・・これ？』
「あ、それ前のだわ、、、これ今やつ」
『ちょ、、なにし「LINE交換」
『・・・どうして？』
「みんなは良くて俺はダメ？」
『ダメなわけじゃ・・』
「また集まろうよ。圭介とか、、山森も誘って」
『分かった』
「今度はゆっくり、、ね？」
『んっ』
口も手も止まんない。
我ながら大胆ー・・・(大人になったってコト？)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2022年2月6日 0時
