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私の人見知りはジェシー君に通用しなかった。

今まで出会った人の中でコミュ力が一番高い。
ナチュラルにAちゃん呼びで
ナチュラルにタメ語のジェシー君。

この時点で、本来の私であればドン引きなんだけど

人の心を緩める?いや、壁を無くす事が
出来る人っているんだなーと思った。


それに、二人の会話は本当に漫才。
もうずっと笑いっぱなし。

ボケ続けるジェシー君に
呆れながらも突っ込む優吾が面白くて仕方ない。


仲良いんだね、本当に。

見てて微笑ましいよ。




「A」

『ん?』

「この後、予定あんの?」

『え、ないけど・・・』

ジ「じゃあさ俺らと飯どう?」

『いやいや、いいいい!車で送ってもらっただけで』

ジ「寂しい事言うねぇ〜」

「まあ・・・無理にとは言わないけど」


ず、ずるい。その言い方。


「どうする?」

『・・・二人が・・・いいなら』

ジ「おっしゃ、何食べる!?(笑)」

『なんでもいいよ?私嫌いな物ないし』

「嘘つけ。玉ねぎ嫌いだったじゃん」

『いつの話してんのよ。もう克服しました〜』

ジ「あはは、玉ねぎ苦手だったんだ〜」

『昔ね!?昔の話だよ(笑)』

「どうだか〜」

『食べれるって!(笑)』

ジ「なら、玉ねぎあるとこにしよう!」

「『なにそれ(笑)』」

ジ「二人して突っ込まないでよ〜(笑)」




結果、克服しきれてなかった。

あれ、おかしいな。玉ねぎってこんな味だった?




「全然食べてないじゃん!(笑)」

ジ「Aちゃん、嘘は良くないよ(笑)」

『違う!これは玉ねぎ感が強いの!(笑)』

ジ「アハハハ、玉ねぎだけに涙出るぅ」

「しょーもな(笑)」





わちゃわちゃしたやり取りは心の底から楽しいと思えた。



だけどね、やっぱり寂しいんだ。




"知らない彼"が確かに存在してて・・・





ほんと、面倒臭いね、私。







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作者名:しぃ | 作成日時:2022年2月6日 0時

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