検索窓
今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:33,020 hit

☆3 ページ3





"A〜同窓会あるから、今度こそ絶対来て!!"

正直あまり気乗りしない。

今でも交流があれば別だけど
数人ぐらいしかやり取りしてないし
集まる名目が"彼のデビュー祝い"だって。

うーん・・・気不味い・・・だって、元カレだもん。

二度と顔も見たくない!みたいな別れ方じゃないけど
気不味いものは気不味いのだ。

でも、お祝いしたい気持ちはある。
それは彼の頑張りを少なからず見てきたから。


まとめると、複雑なんだよね。




ー・・・・



私と彼は高校のクラスメイト。

全体的に男女関係なく仲が良かったからこそ
みんなで遊びに行ったりしてる内に
彼とも仲良くなったんだっけ。
席も前後で、他の男子より喋る機会が多かった。

彼の印象と言えば、サッカーバカ。
普段はそこまで喋らないくせに
サッカーの話になると誰よりも熱い。

あと、キレたら怖いんだよねー優吾って。
学年内でちょっとした伝説になったもん。

見た目からして温厚だし、のほほーんとしてるのに
誰よりも正義感が強くて男らしさがあった。
私のクラスは彼のおかげで争い事とは無縁だったし(笑)



そんな彼と付き合ったのは高二の夏。

日頃から冗談を言い合える関係だったからこそ始まった交際。

彼氏が〜とか、彼女が〜とか
そんな話題に敏感な年頃ってのも大きかったし
ステータスが欲しかったのもある。


今思えば若気の至りだよなーホント。


けど、実際付き合ってみて楽しかったし
徐々に彼に対する気持ちは大きくなって
いつの間にか好きになってた。





だからこそ、どんどん辛くなったの。






☆4→←○2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 高地優吾
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しぃ | 作成日時:2022年2月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。