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『ママ』
「ん?」
『これの事ってどういう事?』
「あぁ〜この間、高地君ママと会ったのよ〜(笑)」
『えっそうなの!?』
「駅前のパン屋さんで(笑)」
『パン屋さんで!?(笑)』
「そう!それでデビューの話聞いたんだけど」
『・・・』
「横文字の曲名だったから忘れちゃって(笑)」
『へ、へぇ〜』
「でも、もう覚えたわ!イミテーションラインね!」
『いや、レインね?』
「あっ・・・(笑)」
優吾ママごめんね。ウチの母、物覚え悪いんです(汗)
て言うか、さすが地元。
バッタリなんて珍しくないけど
親同士も会ってたとは・・・・うぅ、鳥肌。
「そう言えばこの間同窓会だったんでしょ?」
このタイミングでその話する!?
『まぁ、うん』
「高地君も来てたの?」
ですよね、聞かれると思ってましたー・・・
『来てたよ』
「元気にしてた??」
『元気元気。超人気者だったよ』
「アイドルだもんね〜」
『うん』
「圭ちゃん達と遊びに来てたのが懐かしいわ〜」
『あーあったね、そんなこと(笑)』
「いや〜男の子も怖いわねぇ〜」
『はい?(笑)』
「だってこんな格好良くなるんだもん!あの頃のイメージが強いから(笑)」
『確かに・・・』
「でも、ママは高地君よりこの子がタイプ!」
『タイプッ!?』
「なによ(笑)」
『いや、別に・・・で?どの人?』
「この子、この子!!」
『・・・あぁ、田中君ね?』
「田中何君?」
『樹君』
「ふふ、チャンネル登録しとこーっと♪♪」
うわ〜・・・これヤバいやつだ。
数日後・・・
{見て!高地君と樹ちゃん!
【画像】
わざわざ送ってこなくていいから!}
あの日を境に、田中君にハマったママ。
しかも、樹ちゃんって・・・
パク・ソジュンはどこ行ったのやら・・・トホホ。
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作者名:しぃ | 作成日時:2022年2月6日 0時