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要求 7 ページ8

メイドカフェで食事を終え、次に来たのはアンティーク調の外観をもつ喫茶店。

店内は女性が多く、中にはカップルもいた。
さっきも店内の過半数が女性だった。ということはつまり。


「もしかして女性多くて入りづらかったんですか?」


そう尋ねると彼ははにかみながら「当たり。」と言った。よく照れてんなあ、なんて。


「でも、うらたさんってほんとに甘いもの好きなんですね。」


私は先に頂いたアイスティーのグラスをカランと鳴らしながら話し続ける。


「正直、キャラ設定かと思ってました。甘党男子、結構人気らしいですし。」



そう言うと彼はいたずらっぽく笑い「俺がそう言う奴に見える?」と一言。見えるから言ってるんだろうがとか思ってるなんて口が裂けても言えない。



「お待たせしました。ご注文のハニーハニーパンケーキとベリーベリーパフェでございます!」



だべっているうちにできたようで、可愛らしい店員さんが持ってきてくれた。



「ご注文は以上でよろしかったでしょうか?」


「はい、大丈夫です。」


「ではごゆっくり♪」



店員さんが去って行くのを横目に見ながら私は頼んだパフェの写真を撮っていた。勿論うらたさんも撮っているわけですが。
呟きに投稿するのかななんて思いながらも、こちらは撮り終えたため、お先に頂くことにした。



「いただきます。」



そう口に出し、1口目。濃厚なミルクアイスと酸味の聞いたいちごソースが上手いこと絡まっていて、そばにあるチョコはほろ苦い。まるで初恋のような味。一言で言う。美味い。


前が気になってチラッと見るとこちらを羨ましそうな顔で見てくるうらたさん。

食べたいのかなと思い食べますか?と聞けば、いいの!? と机に前のめりになりキラキラと目を輝かせてくる。
いいですよ。と答えると、じゃあっと彼は口を開けた。

早く入れろと待ちわびているうらたさんと、出来ればやりたくない私。少しすると彼が痺れを切らしたのか、私の手首を掴んでそのままスプーンを口に含んだ。


あの、それ、関節キス。。


そう思うだけでも顔が赤くなるのに、目の前の彼は私の思っていることなんかつゆ知らずに「んーっ、あま」とこぼした。

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吹雪シオン(プロフ) - 今日志麻さんの配信見ましたよ!一緒にやったって凄いですね…! (2019年6月15日 23時) (レス) id: bbd6ff49f8 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 更新止まってます!戻ってきてください!お願いします!この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2019年6月11日 23時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れたー | 作成日時:2019年3月26日 18時

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