じゅーきゅう ページ20
目が覚めた
いつもと違う天井。いつもと違う布団。
とりあえずゆっくり上体を起こした。
両手首、両足、首には錠がかけられていた。
『あーあ。もうみんなには会えないや。』
逃げられないことを悟った僕は諦めてもう一度ベッドに寝転がった。
約一時間後、部屋のドアが静かに開いた。
ス「あ、おきた??おはよう!もうお昼よ!疲れてたの?あんなにシフト入れるからだよ!」
僕は何も答えなかった。
ス「ねぇ、なんで無視するの?まぁそれはいっか!あのね、実はいつも見てたんだ!きれいなその長い髪、綺麗な目にきれいな手!ずっとずっと触りたかったの!私Aちゃんのこと大好き!Aちゃんも私のこと大好きでしょ?だからね?触ってもいいでしょ?私のものだけになってくれるよね?」
え、なにいってんのこいつ
早くメンバーの誰か気づいてくれないかな?
この女に襲われそうなんだけど。
ス「ねぇ、何考えてるの?もしかして私のこと!?それ以外ないよね!!もう大好き!!手、借りるね?うわぁすべすべ!指も細くてやっぱりきれい!んふふ、肌すべすべだねぇ!
ねぇ、これって服の下もすべすべ…?」
『は?何言ってんの?』
思わず反応してしまった
ス「やぁっと話してくれた!んふふ、もう普通に言うね私Aちゃんが好きなの!Aちゃんも私が好きでしょ?恋人でしょ?だからキモチイイことしよ…?』
え、やだやだやだ!!!
『え、やだ、やめて、さわんないで!やめっンー』
やばい口塞がれた!
どうしよう…怖く抵抗もできない。
ス「あはは!やっぱりどこ触ってもすべすべだね!ここきもちい?」
やだきもちわるい
上半身をベタベタ触られ、いろんなとこも舐められてる
だんだんその手は下に伸びていった
おねがいみんな、
『早く助けて…』
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作者名:りーふ | 作成日時:2020年2月11日 23時