じゅーはち ページ19
『よし!あところちゃんだけだ!!』
こ「は!?きっしょ!!」
さ「俺たち結局最後までばれなかったな笑」
『だねぇ!僕たち結構ばらばらのところでやってたから撹乱できたよね!』
こ「ちょ、やめて!何話しながら僕のこと殺そうとしてんの!」
さ「一人で行けそう?」
『うん!あ、倒せた!!』
結局僕達が勝利し最後の挨拶を言ってゲーム実況の撮影?は終わった。
このとき僕は楽しい気持ちでいっぱいだったから忘れていたし、気づかなかった。
ストーカーのことも実は部屋を盗撮、盗聴され歌い手がばれていたことに。
『はぁ、行きたくないなぁ。』
僕はソファに蹲りバイトに行くのを躊躇っていた。
でもなぁ自分からシフト増やしたんだし行かなきゃだめだよなぁ
僕は一人で愚図った欠陥渋々家を出て走ってバイト先まで行った。
『もー、早く上がらせてって言ったのに。』
外に出るとすでに日は落ちていて真っ暗だった。
僕は早く家に帰りたくて裏道を通った
ガシッ
『うわぁ!…って誰?』
目を開けると目の前には量産型の子が着るかわいいワンピースにナチュラルメイクを施し髪の毛を緩く巻いている可愛い女の子がいた。
?「ねぇAちゃんだよね?」
え、なんで知ってるの?
てか、この子ほんとに誰?
悪い予感がする…
『え、まずさ君誰?なんでこんなところに一人でいるの?』
かんたんな質問をした。
すると女の子が急に僕を押し倒して上に乗ってきた
?「ねぇ、なんで!?私のこと知らないの!?ずっと手紙書いてるじゃん!毎日家まで持ってってるじゃん!」
『え、もしかしてストーカー…?』
?「やだなぁストーカーだなんて!あ、もしかしていつもとメイク違うから気づいてない?今日こそ写真撮ってくれるよね…?」
もしかしていつもうざいくらい僕に写真をねだってくるあの子…?
?「とりあえずAちゃんにこんなところ似合わないから私の家まで行こう!少し寝ててね?」
その子はそう言うと私の口に丸い薬を入れてきた。
びっくりした私はそれを飲み込んでしまい、だんだん瞼が重くなってきてついに、閉じてしまった。
最後に見えたのはあの子の気持ち悪いほど満面の笑みの幸せそうな顔だった。
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作者名:りーふ | 作成日時:2020年2月11日 23時