じゅーろく ページ17
さーて、今日もバイト行くかぁ
コツコツコツ
やっぱり今日もか
最近誰かついてきてるんだよなぁ
まぁなんかしてきたわけじゃないからまだ怖いとかはないんだけどさ
とりあえず僕はバイトに遅れそうだったからカフェまで走った
今日はやたら人が多くて片付けなどがたくさんあったから残業をして帰ってきた。
だからもう外は暗い。
この日に限ってちかはシフトが入っていない
行くとき同様後ろから足音が聞こえてくる
さすがに夜だととても気味が悪い。
でも、ついてくる割に僕が止まれば止まる。
一定の距離を保ってる
もしかして、ストーカー?
……ま、そんなわけないか
でも、一度考えてしまうと止まらない。
もし、襲われたら殺されたらどうしよう。
僕はそんな気持ちを消すためにかばんからイヤホンを取り出しスマホに挿してすとぷりの音楽を聞きながら早足で家へと帰った。
『はぁ、、はぁ、やっとついた』
まこうと思って遠回りをし、全力で走ってきたため体はとても重く今にも倒れそうだ
とりあえずポストから手紙や広告の紙を取り出しエレベーターに乗った。
自分の家に入りふと手紙の束を見ると少し大きい封筒があった。
『なんだろ?宛名は…ないじゃん。』
中を開けてみると私がバイト先でなくしたと思っていたシャーペン、ゴムなどが出てきた。
一緒に入れられていた紙には【ずっと見てるよ。私だけのAちゃん。今度迎えに行くね】と書かれていた。
『だ、誰?こんなことするの…』
とても怖い。それにこの手紙には郵送されるときに押されるスタンプがない。
てことは僕の家のポストに直接入れに来たということだ。
これを見られたら絶対に迷惑になる。
僕はとりあえずこれらをすべて僕の部屋のかぎつきのタンスにしまった。
いつもは一人でもなんともないがもしかしたらストーカーに監視されているかもしれないと考えると急に怖くなった。
僕は急いでパジャマに着替えて布団に潜り、明日になったらにもなかったことになっていることを望んで眠りについた。
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作者名:りーふ | 作成日時:2020年2月11日 23時