*:.｡.恋の約束.｡.:*tegoshi yuya

さよなら〜5 ページ5

手越「…絶対…来て欲しいから…ずっと…待ってるから…。」


祐也君は周りの男子等に冷やかされ顔を紅く染め、教室を早く出て行った。



そんな、みんなの前で言ったら、ダメじゃん。恥ずかしいよ。

でも、すごい嬉しい…。


私…期待、しちゃうよ？







____________


緊張して、恥ずかしくて、

今、手越君にあったら泣き出しちゃいそうだったから、なかなか行けなかった。

『祐也君…ごめん…』

そして時計をみたら、6時を過ぎていた。
現在6時半。


早く、早く行かなきゃ。

なんだろう…。

すごい…ドキドキする…。


そうして公園に着いた。



A「…祐也…君…？いる…？」



気配は感じられない。
もう、30分も過ぎてるしな…。





私はしぶしぶ帰ろうとした。


その時



手越「Aちゃん！！！」



「…え？」



ずっと待っていたのだろう。

顔を紅くし、手をさすりながら私の名前をよび、こちらへ来た。



「祐也君…」



私は祐也君の手を触った。


私は驚いた。祐也君の手は、
とても、とても冷たかった。


「祐也君…ずっと…待ってたの？」



手越「うん。」



「なんで？30分も過ぎてるのに…」



手越「なんで？って…俺、言ったじゃん。“ずっと待ってる”って。」

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