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第4幕  ページ7

星谷・那雪side

星谷「ん?今誰かの悲鳴が聞こえたような…」

登校中、星谷は昇降口前で足を止め校門がある方向を見つめる。

那雪「星谷君、どうかしたの?」

一緒に登校していた那雪は、急に足を止めた星谷に尋ねる。

星谷「あ、いや気のせいだったかも!ごめんごめん。」
那雪「そう?」
星谷「うん!」

未だに首を傾げる那雪に「早く行こうか!」と星谷は促す。

那雪「そういえば、さっきの天花寺君の出待ちの女の子たちの歓声凄かったよね!」
星谷「ああ!やっぱり、天花寺は凄いよ。俺も頑張らないと!」

先程の天花寺の登校姿を見て、星谷は目を輝かせ両拳を握る。
那雪はそんな彼を優しく見つめた。

那雪「星谷君は凄いね。」
星谷「え、そうかな?」
那雪「うん。前向きなところ、僕そんな星谷君を尊敬するよ!」
星谷「那雪…ありがとう!」

那雪の言葉に、星谷は笑顔で礼を言った。
会話をしているうちにいつの間にか教室の前に着く。
中に入ると、すでに多数の生徒がそれぞれ屯って雑談を楽しんでいた。

那雪「星谷君、明日のお弁当のことなんだけど――」

那雪が星谷のもとに行って尋ねようとした時

生徒1「なあ、お前見た?」
生徒2「何を?」
生徒1「今日、校門前に桐蘭の制服着た女子がいたんだよ!」
生徒2「え、あの桐蘭学園が?何で?」
生徒1「さあ?迷ったとか?」
生徒2「それはないだろ…。てか、何でお前声掛けなかったんだよ!」

二人の男子の会話が耳に入り、星谷と那雪はしばらく遠くから話を聞いていた。

星谷「那雪、桐蘭学園って?」

星谷は那雪の顔を見て訊ねる。

那雪「あ、もしかして知らなかった?桐蘭学園はね、ここから少し離れたところにある音楽名門校で結構有名なんだよ。」
星谷「へ〜!じゃあ、学科は綾薙とそんなに変わらないの?」
那雪「うん。ただ、普通科もあるんだけどその中で試験の難易度が高い学科があるんだ。」
星谷「難易度が高い?」

那雪にオウム返しに聞く。

那雪「声楽科。綾薙学園で言えばミュージカル学科みたいなものだよ。歌は勿論、演技もダンスも全て高評価じゃなければ入れないハイレベルの生徒を集めてるっていう噂があるんだ。」
星谷「お、おお…そこも綾薙と変わらないな…!」

那雪の言葉に星谷はごくりと息をのんだ。
すると、その時

ガラッ

不意に教室の扉が開き、入ってきた者に生徒達は注目した。
入ってきたのは、先程女性達の歓声を浴びながら登校していた天花寺翔だった。

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作品ジャンル:アニメ
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トキヤlove - 倉野柚稀さん» こんにちは 返信ありがとうございます。検討中ってことは、更新が近いってことですか?楽しみに待ってます。 (2017年8月3日 18時) (レス) id: e59d869c74 (このIDを非表示/違反報告)
倉野柚稀(プロフ) - トキヤloveさん» こんにちは!応援ありがとうございます(*^^*)Freeの更新再開も現在検討中なのでそれまでお待ちください! (2017年8月3日 16時) (レス) id: 14d16b7a38 (このIDを非表示/違反報告)
トキヤlove - はじめましてトキヤloveと言います。続きが気になります。free!も更新再開楽しみに待ってます。頑張って下さい。 (2017年8月2日 23時) (レス) id: e59d869c74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:倉野柚稀 | 作成日時:2017年6月26日 1時

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