俺の1番 ページ10
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今日はAと俺2人がオフで、一日家でゆっくりしていた。
ソファに並んでテレビを見ていたんだけど、俺の肩に頭を預けてきたA
こうなったらもう眠い証拠。
気が付けば時計は2時6分を指していた。
京本 ｢そろそろ寝よっか｣
｢うん、きょものパジャマ着る…｣
俺の部屋着のTシャツを貸すと寝惚けているのか眠過ぎるのか、俺の目の前で服を脱ぎ出すから慌ててAに背中を向ける。
俺ほんとこういう所真面目だよな、自分で思うけど…笑
そろそろ大丈夫かな、と思い振り返ると俺のTシャツのサイズが大きくて肩からずり落ちてる。
京本 ｢はは、大きすぎたか。違うのにする？｣
｢ううん、これでいい。ありがと｣
優しくふわっと微笑むAを心の底から素敵だと思う。
2人でベッドに潜り、電気を消す。
別に何をする訳でもなく。
暑いから冷房をつけたままなんだけど、ベッドに直撃しているから流石にちょっと寒い。
でも消すと暑いから厄介だ。
京本 ｢寒い？｣
｢ちょっとだけ｣
京本 ｢毛布かけようか？｣
｢うん｣
そう言われ、足元の毛布を器用に手繰り寄せAにそっとかける。
｢きょもも毛布使って、私だけじゃなくて｣
京本 ｢俺は大丈夫だよ、こうするし｣
そう言って布団の中でAの手を握る。
｢ふふ｣と微笑み、きゅっと手を握り返してきて愛おしさが爆発し思わずAを抱き寄せた。
｢ふふ、寝ずらくない？笑｣
京本 ｢全然｣
｢明日も早いね｣
京本 ｢じゃあ早く寝ろ笑 目閉じて｣
本当はこうしてAを抱き寄せながらずっと話していたいけど、明日早いのは事実で 強がってしまう。
暫くすると規則正しい寝息が聞こえてきて、安心混じりの少し残念な気持ちに。
Aは今までどんな恋をしてきた？
もし恋をするならどんな恋にしたい？
Aの恋愛話、聞きたい気持ちもあるけど何処か聞きたくない気持ちもあって少し複雑。
Aが描く幸せな未来に俺の姿はある？
なんてやり場のない俺の気持ちを閉じ込めるようにAを更に優しく抱き締める。
｢たい、が｣
京本 ｢それは反則だろ、｣
呼んだこともない呼び方が寝言で出ちゃう所とか
毛布の中で俺に足を絡みつけてる所とか
長くて綺麗なまつ毛とか
全部が全部愛おしくて、俺の1番なんだよ。
京本 ｢おやすみ｣
眠っているAのおでこに軽くキスを落とし、俺も目を瞑った。
時計は4時6分を指していた。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナと最近温度差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月6日 16時) (
レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マンネ
| 作成日時：2022年7月4日 6時
