Diamond Girl 【10】

お父さんの正体 ページ36

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京本 ｢もうすぐ舞台が始まるんだけど、ほとんど毎日稽古漬けでなかなかAとの時間がないんだよね｣

樹 ｢そっか、もう2週間前になるのか。早いね｣

京本 ｢うん、マジで早い。この間台本配られた感覚なのに笑｣

樹 ｢A寂しいだろうな〜〜家行ってやろっと｣

京本 ｢変な事すんなよ｣

樹 ｢しねーわ！笑｣

京本 ｢Aとの時間あんまり無いって言ってんのにマネージャーは俺をラジオに呼ぶでしょ？だから今から電話してやる、Aに｣

樹 ｢はぁ……笑 もうお手上げです…笑｣







舞台稽古で忙しいきょもが、今日ラジオに来たんだけど
今日も今日とて京本節全開でやりたい放題だ。笑

プライベートのようにAに電話をかけ始めた。




京本 ｢もしもし、A？｣

｢はーい？今ラジオ中じゃないの？｣

京本 ｢そっか、そっちラグあんのか｣

｢また私の話でかけてきたの？笑｣

京本 ｢いや、最近舞台稽古で忙しくてAとの時間全然なかったから電話した｣

｢ふはっww やりたい放題だな坊ちゃんww｣

樹 ｢ほんとそうだよ！もっと言ってやって、A笑｣

｢明日休みでしょ？私も休みだし一緒に過ごせるじゃん｣

京本 ｢えっマジで！？A休み！？｣

｢スケジュール見てないの〜？笑｣

樹 ｢きょも、俺明日舞台の稽古なんだけど代わりに行ってきて｣

京本 ｢絶対やだ(即答)｣

樹 ｢即答www｣

京本 ｢そう言えばこの間稽古の時優(すぐる)さんに｢Aがいつもお世話になってるね、ありがとう｣って言われた｣

｢ははっww どちらかと言えばお世話してるんだけどね私が｣

樹 ｢優さんって、俳優の実石優(すぐる)さん？｣

京本 ｢そうそう、今回の舞台で俺のお父さん役として共演するんだ｣

樹 ｢へ〜そうだったんだ。
A、優(すぐる)さんと関わりあったっけ？｣

｢お父さんだよ、私の｣

樹 ｢……………えっっ！？！？！？！？｣













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