メイズ34 ページ35
ニュ「危ないっ!」
その一言で、皆が一歩後ろへ下がった。
ト「奴から離れろ!!」
今この場で忙しく動いてるニュートに
縋るのはきっと迷惑になるかも…
そう思った私はチャックと居ることにした。
ギッ…ギッギッギッ…バコンッ…
そう音を立て、また別の所から
グリーバーの尻尾が現れた。
ト「チャック!A!逃げろ!!!」
その尻尾は明らかにチャックを狙っていた。
チャ「あぁ…っ…」
『チャック!!!』
私は必死になり、チャックを突き飛ばした。
それにより私がグリーバーの尻尾に捕まってしまった。
『きゃ…っ…!』
チャ・ニュ「A!!!」
ニュートやトーマス、ミンホ、テレサが私の手を握ってくれた。
ニュ「絶対に手を離すなよ!!!」
テレ「引いて!!!」
みんなが必死に、私を引っ張ってくれる。
けどまったく力が弱まらない。
もうダメかも…そう思って手を離そうとすると…
アル「うわぁぁぁっ!!!」
アルビーが近くにあった武器で、
グリーバーの尻尾に攻撃し始めた。
その時グリーバーの尻尾の注射器の部分が取れて
どこかへ飛んでいくのが見えた。
アル「うぉぉぉおっ!!」
ト「引っ張れーーー!」
アルビーは攻撃を続ける…
するとグリーバーの尻尾は、私を離してくれた。
ニュ「A…!大丈夫か!?」
『はぁ…っ…なんとか…』
すごく怖かった…
ニュ「よかった……っ…」
『ありがとう…みんなっ…』
私は安堵の吐息をもらす。
すると…
ト「アルビーーー!」
アルビーの側からグリーバーの尻尾が現れた。
アル「うわぁぁっ!!!」
『アルビーっ!』
ニュ「捕まえろ!!!」
トーマスがいち早く動き、アルビーの手を掴んだ。
アル「トーマス…!みんなを頼む…!!」
しかしそう言ってアルビーはトーマスの手を離した。
チャ「アルビー!!」
ト「アルビーーっ!」
そのままアルビーはグリーバーに連れていかれた。
それを助けようとトーマスが外へ出ようとする。
テレ「トーマス!トーマス!!」
チャ「外に出ちゃダメだ!!」
ミン「よせ!待て、トーマス!出るな!」
トーマスに続いて、みんなが集会所から出る…
だけどそこに映っていたのは…
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キリ悪いのが多い…▹▸
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作者名:こたゆの | 作成日時:2019年1月31日 5時