メイズ22 ページ23
ニュ「驚かせてごめんな。皆女の子が来るのは初めてだから、どう接したらいいか分かってないんだ。」
『……』
ニュートと話していると…また別の少年が来た。
?「ニュート、呼んだか」
ニュ「やぁ、アルビー。彼女がここから動きたくないようで紹介しようにも、そっちに行けないから呼んでもらった」
アル「そういうことか。」
そう説明されると…
''アルビー''と呼ばれた少年は、私の前に来て…
アル「初めましてだな。俺はアルビーだ。よろしくな。」
と、自己紹介をしてきた。
ニュ「アルビーは、このグレードのリーダーだ。頼りになる。」
アル「ははっ…ありがとな((ニコッ」
…
アル「君は…何か自分のことで思い出せることはあるか?」
『何もっ…わからないの…名前も…全部…っ…どうしてっ…?どうして何もわからないのっ…?』
アル「最初は皆そうさ。2日もすれば名前は思い出す。それ以外は残念だが思い出せない。」
『そう……』
アル「直に思い出す。今はまだ慌てるな。」
ニュ「忙しいのに呼び出してごめんよ。あとは僕から説明するから戻っててもいいよ。」
アル「そうか。ならあとは頼んだぞ。」
そう言ってアルビーは去っていってしまった。
ニュ「さてと…で?君はいつまでそこに居る気だ?」
『わからない…けどまだ怖い…』
ニュ「それは、僕も…?」
『((コクリ』
ゆっくり頷くと
ニュ「ん〜そっか…じゃあ僕はまだやる事があるから一旦ここを離れるけど、1人でも大丈夫か?」
『別に…大丈夫…早く行って…。』
ニュ「またすることが終わったら迎えに来るよ。」
そう言ってニュートは離れていった。
『一体ここは…どこなの…っ…』
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作者名:こたゆの | 作成日時:2019年1月31日 5時